制作・出演 : 小野リサ
2000年11月に発売されて冬の定番ボッサ・アルバムとなっている『ボアス・フェスタス』を、レギュラー商品として新装再発。ジャケットが一新されたほか、エクストラ部分にPVを追加収録。
制作・出演
HiromichiTsugaki / JoseLuizMaia / SatoshiIshikawa / ToruNishijima / オスカー・カストロ=ネヴィス / トニーニョ・オルタ / フェビアン・レザ・パネ / 小野リサ発売元
ユニバーサルミュージックウィンター・ボッサ・シリーズの第2弾で、クリスマス・ソングが全8曲、ボッサのリズムでなんとも心地よい世界に引き込んでくれる。ホワイト・クリスマスとはひと味違った、南の国の風景が浮かんでくる。こういうトロ〜リとしたクリスマスもいいな。
約1年半ぶり、レーベル移籍第一作目、自身として26作目のアルバムとなる本作は、井上陽水の名曲「いっそセレナーデ」や、様々なアーティストにカバーされている荒井由実の代表曲「あの日にかえりたい」など、誰でも一度は耳にしたことのある日本のヒットソングに焦点を当て、心地よいボサノヴァにアレンジした作品。日本語で歌うことが殆どない彼女にとって初の全曲日本語によるアルバムとなる。ブラジルに始まり、北米、ハワイ、イタリア、フランス、アフリカ、メキシコ、中米、アジアと、CDで音楽の旅を続けてきた小野リサがいよいよ日本に…。ボサノヴァを知っている人も、興味はあるが聴いたことのない人もぜひ手に取って聴いていただきたい必聴の一枚となっている。
デビューから20年にわたる活動のなかで生まれた“ボサ・ノヴァのクラシック”ともいえる代表曲の数々を、レーベルを越えて厳選収録した究極のベスト盤。ファンはもちろん、ボサ・ノヴァ初心者でも間違いなく楽しめる内容だ。
アジア各地のスタンダード曲をボサ・ノヴァにアレンジし、小野リサならではの音楽旅行といった構成になっている。予想以上に力の抜けた情感が醸しだされていき、ハワイアンかと錯覚しそうになる「ダヒル・サヨ」など多彩な響きを聴かせ、「アリラン」「ボーウェン・ドォ」などは言語で歌っている。
ジャズで知られるスタンダードを、ボサ・ノヴァをはじめとするブラジリアン・サウンドで、という趣向のアルバム。リオのトップ奏者が参加し、本場の音楽の豊穣があふれるサウンドにリサの柔らかな歌声が絶妙にフィットしている。機知に富んだアレンジもナイスだ。
LA録音のスタンダード集。共同プロデューサーであるビル・カントスのアレンジが素晴らしく、「Honeysuckle Rose」の“ダバダバ・コーラス”や「Don't Know Why」の鮮やかなボッサ化はアルバムの質感を高めている。「Goody Goody」「The Shadow Of Your Smile」にはTake6が参加。丁寧な音づくりによってヴォーカルの魅力も全開した好盤。★
ボサ・ノヴァ誕生50周年の年にデビュー20周年間近の歌姫のキャリアを振り返る……同時発売されたベスト盤の一つ。伊、仏、中東?アフリカ、ラテン、米国、世界の数々の名曲とともに彼女のボッサの語り口が堪能できる。アルバム未収版の1、2、19、20曲目と未発表曲4曲目も嬉しい。
ボサ・ノヴァ誕生50周年とブラジル移民100周年を記念しての企画で、MIDI?BMG時代に発表したアルバム9作からの選曲による小野リサのベスト。EMI盤も同時発売。ブラジル録音作品が多く、現地ミュージシャンとの共作・共演が魅力ともなっていた時期だ。
ジョビン生誕80周年を記念し、彼の代表作15曲を録音した名曲集。“ジョビン・ファミリー”も参加して充実した作品となった。小野リサは名実ともに日本でのボサ・ノヴァ第一人者。このアルバムでも親しみやすく自然な歌声、音楽好きなら誰にでも楽しめる内容のはず。
自身のレーベル、Dois Irmaosからの第1弾アルバム。マーヴィン・ゲイの「ホワッツ・ゴーイン・オン」をはじめ、R&Bの名曲をボサ・ノヴァ風にアレンジしたカヴァー作品だ。
2006年7月リリースのアルバム。“アメリカン・トラディショナル”をテーマに、カントリー・ミュージックやアメリカ民謡などを英語でボッサ・カヴァー。名ギタリスト有田純弘とドリ・カイミがゲスト参加している。
“ロマンティック、洗練、暖かさ”をテーマにした、2005年発表の3部作シリーズ第2弾。第1弾同様、ジャズやラテンの名曲を中心にしたモダンな仕上がり。日本屈指のボサ・ノヴァ・シンガーならではの高品位な仕上がり。