制作・出演 : J.S.バッハ
現代ギター奏法を確立したセゴビアやバルエコ、イズビンなど、古今の名ギタリストの名演をずらっと並べた贅沢なBOX。ギター作品及び20世紀のギター演奏が集大成された、コアなファンも満足の一作となっている。
寝てもいいというコンサートがあるように、美しくα波が出てくる音楽は、安らかな眠りを誘うもの。質の高い安らかな眠りに導くために、エイベックスが擁する一流の演奏家の名演を、贅沢に集めている。
待望されていたロストロポーヴィチの無伴奏全曲録音で、発売時には大きな話題をさらった。期待に違わぬ名盤として世界中で高く評価された作品で、直截的で陰影に富んだスケールの大きさに圧倒される。
12歳でのデビュー盤には、びっくりしたなー。ここには、ラフマニノフが16歳だが、あとは20歳過ぎてからのピアノ・ソロを集めている。テクニック、構築力、豊かな表現力と、このかつての天才少年は、見事に王道を歩んでいる。それだけでも凄いことじゃないだろうか。
制作・出演
J.S.バッハ / エリザベート・シュワルツコップ / オットー・クレンペラー / クリスタ・ルートヴィヒ / ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ / ハンプステッド教会少年合唱団 / ピーター・ピアーズ / フィルハーモニア合唱団 / フィルハーモニア管弦楽団最近復刻されたヴィオロンチェロ・ダ・スパッラによる演奏。ヴィオラのような指使いで弾くが、現代のチェロよりも小振りの楽器。音色がまろやかで、フレージングは柔軟。とくにジーグなどでの躍動感ある音楽には新鮮な勢いがある。チェロ・ファンなら必聴。
バッハは基本的には古楽器奏法を取り入れたものだが、特にそれぞれの第2楽章が異色。極端な弱音から、ヴィブラートをいっぱいにかけた妖艶な雰囲気まで演出。ムターに捧げられたグバイドゥーリナの新作(世界初録音)は、彼女の個性にぴたりの曲。音質優秀。
ピアノを練習していた女の子が、あるとき旋律を編曲してみたら、面白くて次々とイメージが湧いてきた……そんな遊び心いっぱいのアルバム。バッハがポップス調に、ラフマニノフがジャズ風に変化していく。音楽にジャンルは関係ない。素敵な音楽があるだけ。
制作・出演
J.S.バッハ / アレックス・ベデンコ / エディ・ゴメス / ビル・カーン / ピーター・ジョン・ストルツマン / フレッド・シェリー / ポール・ノイバウアー / リチャード・ストルツマン / 吉田ミカ独奏部が長い「半音階的幻想曲とフーガ」は、ストルツマンの歌とブレス・コントロールをより直接に味わえる。またジャズ風味満載の「ゴールドベルグ」「アリア」では自在なスウィングの妙も。「5つのトリオ」は、アンサンブル・ピースとしてこの編曲自体にも人気が集まりそう。
年を追うごとに高まるピアニズム。10年ほど前に始まったバッハ・シリーズからメイン・ストリームのピアニストへの着実な歩みを始めた彼が、久しぶりのバッハでその足取りの確かなことを示してくれた。モダン・ピアノでバッハを演奏する意味をアピールする録音でもある。
発売元
日本コロムビア株式会社最高の音で楽しむために!
パユがベルリン・フィルから離れてソリストとして活動を始めたころの録音。気心の知れたベルリン・バロック・ゾリステンとの共演で、最新のバッハ研究を踏まえ、現代に息づくバッハ像を打ち立てている。