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ディスピカブル 鬼メスの刃 EPディスピカブル 鬼メスの刃 EP

リヴァプールの残虐王と謳われた伝説のグラインドコア/デス・メタル・バンド、カーカス。 1996年解散、2007年にライヴ活動のみで再結成をした彼等が、オリジナル・メンバーのジェフとビルを中心に、2013年に完全復活!! 2021年にリリース予定の復活第2弾アルバムに先駆けての4曲入りEPを緊急リリース。 新作からの新曲1曲に、新作未収録楽曲3曲収録 CARCASS are : ジェフ・ウォーカー(JEFF WALKER) : VOCALS & BASS ビル・スティアー(BILL STEER) : GUITARS ダン・ウィルディング(DAN WILDING) : DRUMS トム・ドレイパー(TOM DRAPER): GUITAR 英国リヴァプール出身のカーカスは、当時ナパーム・デスのビル・スティアー(G, Vo)と、ジェフ・ウォーカー(B, Vo)、ケン・オーウェン(Dr)により1985年に結成され、1988年デビュー・アルバム「REEK OF PUTREFACTION」(邦題:腐乱屍臭)をリリースした。 その破壊的なサウンドと残虐な歌詩により、一部のマニアの間でセンセーションを起こし、1989年、2ndアルバム「SYMPHONIES OF SICKNESS」 (邦題:真・疫魔交響曲)をリリース、1991年には現アーチ・エネミーのギタリスト、マイケル・アモットを加えて4人編成となり、 3rdアルバム「NECROTICISM-DESCANTING THE INSALUBRIOUS」(邦題:屍体愛好癖)をリリースした。1993年、正統派へヴィ・メタルへの 歩み寄りを見せた4thアルバム「HEARTWORK」(邦題:ハートワーク)をリリースし、翌年初の来日公演を行った。メンバー・チェンジが行われる中、1995年に5thアルバムの制作に入るが、レーベル移籍に関して問題が発生し、それにともないビルが脱退、カーカスはその歴史に終止符を打った。 その後1996年に、バンド分裂前に制作されたその5thアルバム「SWANSONG」(邦題:スワンソング)がリリースされた....  2007年、ジェフ、ビル、マイケルを中心に、病気のケンに代わりアーチ・エネミーのドラマー、ダニエル・アーランドソンを加えた4人編成で、ライヴ活動のみで復活。その後オリジナル・メンバーであるジェフとビルにより、17年ぶりのスタジオ・アルバム 「サージカル・スティール」が制作され、2013年に発表した。同年ラウドパーク13に出演、新メンバーにて来日を果たし、 翌年2014年には単独公演を行った。2015年には、ラウドパーク15に出演、それに合わせ「サージカル・スティール」のコンプリート盤をリリースした。 その後2018年には、ベン・アッシュ(G)が脱退し、パウンダー、元エンジェル・ウィッチのトム・ドレイパー(G)が新たに加入した。   そして、2020年、新型コロナウィルスの影響で発売延期となった、2021年発売予定の新作からの楽曲を含む4曲入りEPを緊急リリース。

DualityDuality

新世代メタル・シーンを担う注目のバンドが放つニュー・アルバム! 表情豊かな歌を軸に、テクニカル&エモーショナルなギターと ヘヴィでタイトなリズムが織りなす強靭なメタル・フィール!! ーProfile- メタル・シーンへ突如として登場したデンマークのバンド、DEFECTO。メロディックかつテクニカルで、 キャッチーなコーラス、力強いリフと 燃えたぎるソロ、そして骨太なモダン・メタル・フィールを特徴とするバンドだ。   シンガーの二クラスはMETALLICAを手掛けたプロデューサー、フレミング・ラスムッセンに「VOLBEATに続く才能だ!」と 見いだされ、2016年 にデビュー作『Excluded』をリリースするとMETALLICAとRAMMSTEINのサポート・バンドへと大抜擢され、 話題となる。デンマークでの単独 ツアーはソールド・アウト、その後のヨーロッパ・ツアーと野外フェスでも次々にファンを獲得していった。   2017年11月にLoud & Metal Maniaで来日し、評判通リの力強いパフォーマンスを披露。 その後に2nd『Nemesis』をリリースし、高評価を 叩き出していく。 このような短期間でここまで進歩を遂げたデンマークのメタル・バンドはそれまで存在しなかったという。   そして注目に値する新作『Duality』を完成させた。 生命の二元性にインスパイアされたというアルバムは爆発的なサウンドと独特の雰囲気を醸し出し、 明と暗をバランスよくミックスした印象だ。 DEFECTOというバンドの特性をうまく表現した完成度の高いアルバムに仕上がっている。 琴線に触れるメロディも素晴らしい。   DEFECTOは間違いなく「注目のバンド」であり、より大きな可能性を証明するために次のステップへと踏み出すのだ。 彼らにはALTER BRIDGEやCIRCUS MAXIMUSが登場してきた時と同じようなときめきを感じている。

Edge Of The WorldEdge Of The World

メロディックなラインとマッシヴなリフ全開のニュー・カマー! 腰の据わった骨太ロックが全編を貫くデビュー・アルバム。 (プロデューサー = ヤコブ・ハンセン) ーProfile- オープニングからNICKELBACK節が炸裂!デビュー・アルバムを引っ提げて、シーンへと登場するデンマーク産ロック・バンド。 2016年にバンド結成。クラシック・ハード・ロック、ヘヴィ・ロックに影響を受けた彼らが放つサウンドは、 メロディックなフレーズとマッシヴな ギター・リフを基調としたヘヴィ・メロディック系。加えてALTER BRIDGEやNICKELBACKを彷彿とさせる テイストを醸し出しているのが特徴だ。 北欧らしいパンチを加味しながらも同郷のVOLBEATとは明らかに一線を画す音を聴かせてくれる。   このデビュー・アルバムからはすでに5曲のビデオがリリースされており、Spotifyでは計100万回以上の再生を記録。     プロデューサーにはAMARANTHE, U.D.O., VOLBEAT, PRETTY MAIDS等を手掛けてきたヤコブ・ハンセンを起用。 “Everything We Are” にはKOBRA AND THE LOTUSの女性ヴォーカリスト、コブラ・ペイジが参加し、圧倒的声量と表現力を披露している。   海外所属レーベル、Might MusicのCEOであるマイケル H アンダーセンのコメント; 「SILVERAのアルバムにゾッコンさ。 こんなにも力強い作品になるとは想像を遥かに超えた仕上がりだよ。世界へ羽ばたくことのできる可能性 を大いに秘めているし、 これまでリリースした中でもデンマークが誇るべき最高のバンドだ。曲、プロダクションも最高さ。」   アメリカのラジオから聴こえてきそうなキャッチーで憂いあるライン。ヘヴィな中にもギラリと光るメロディが耳を刺激してくれる、 そんなデビュー・ アルバムに仕上がっている。プロダクションも一級品だ。

フォーガットン・デイズフォーガットン・デイズ

SUNN O)))との仕事で知られるランドール・ダンをプロデューサーに迎えたアメリカン・ドゥーム・メタル・バンド、ポールベアラーによる 4 枚目のアルバムは、サウンド、テーマともにドヘヴィ。 これぞ 21 世紀のヘヴィメタルだ。 【日本語解説書封入】 アメリカのドゥーム・メタル・バンド、ポールベアラーは、08 年にブレット・キャンベル、ジョセフ・D・ロウランドらによって結成された。 10 年に発表したデモがきっかけとなり、先鋭的なバンドを多く輩出しているカナダのプロファウンド・ロア・レコーズと契約。 12 年にリリースしたデビュー・アルバム『Sorrow and Extinction』は、ピッチフォークを始めとした音楽サイトで絶賛され、ポールベアラーの名は一気に世界中の音楽ファンに広まった。 ビリー・アンダーソンをプロデューサーに迎えた 14 年のセカンド・アルバム『Foundations of Burden』も、ピッチフォークでベスト・ニュー・ミュージックに、デシベル・マガジンで年間ベスト・アルバムに選ばれるなど、各方面で非常 に高い評価を得た。 その後、ヨーロッパ最大手レーベルであるニュークリア・ブラストに移籍。 17 年にリリースされ たサード・アルバム『Heartless』では、グラジジからプログレまでをも飲み込んだサウンドを披露。 新たなファン層へも大きくアピールしたこの作品は、ビルボード・チャートへのランクインも果たした。 そしてこの度リリースになるのが、4 枚目のアルバム『フォーガットン・デイズ』である。 アートワークにも示されているように、家族ーしかも有形無形の喪失ーをテーマとした本作では、さらなる重さが追求されている。 それもそのはず、SUNN O)))やアースとの仕事で知られるランドール・ダンがプロデューサーを務めているのだ。 作品がヘヴィにならないはずはない。 激重グルーヴ、そして感情むき出しのフック。 10 年に渡る活動で得たものを凝縮した作品が、この『フォーガットン・デイズ』。 サウンドもテーマもヘヴィすぎる本作こそ、21 世紀のヘヴィメタルだ。

ライヴ!アゲインスト・ザ・ワールドライヴ!アゲインスト・ザ・ワールド

スウェーデンの正統派ヘヴィメタル・バンド、ハンマーフォールによるライヴBlu-rayが登場。 ヘヴィメタルの救世 主による本場ドイツの大会場におけるステージを、2時間たっぷりと楽しむことができる全メタル・ファン必見の作品。 【日本語解説書封入】 スウェーデンの正統派ヘヴィメタル・バンド、ハンマーフォール。 彼らが結成されたのは93年のこと。 90年代初頭と言えば、まさにヘヴィメタル暗黒時代。 メインストリームではグランジの嵐が吹き荒れ、アンダーグラウンドではデス・メタルやブラック・メタルが大きな人気を博していた。 特にスウェーデンは、デス・メタルの震源地。 そんな逆境の中、彼らは「流行りなんて関係ない。 俺たちがやりたいのはヘヴィメタルだ!」と我が道を進む決意をした。 元々はオスカー・ドロニャックとイン・フレイムスのイェスパー・ストロムブラード(2人はセレモニアル・オースというデス・メタル・バンドをやっていた)のサイド・プロジェクトとしてスタートしたハンマーフォールであるが、96年に現在のヴォーカリスト、ヨアキム・カンスが加入。 本格的にバンドとして始動すると、翌97年には『GlorytotheBrave』でアルバム・デビュー。 ほとんどエクストリーム・メタル一色であったスウェーデンのシーンにおいて、正統派メタルの登場は逆に新鮮な驚きを与えた。 ハンマーフォールの登場は、スウェーデン、ひいては世界のメタル・シーンにおける正統派ヘヴィメタル復権の狼煙となったのである。 昨年はニュー・アルバム『ドミニオン』をリリースし、また9月にはMETALWEEKENDにて来日公演も行ったハンマーフォール。 そんな彼らがこの度、ライヴBlu-rayをリリースする。 『ライヴ!アゲインスト・ザ・ワールド』と題された本作は、2020年2月15日、ドイツのMHPアリーナで収録されたもの。 やはり、アリーナという大会場の大きなステージでのライヴは迫力十分。 フェスではない、通常のヘヴィメタルのコンサートが、こんな大きな会場で行われているなんて、我々日本のメタル・ファンには夢のようなお話。 それにしても、ハンマーフォールはパイロや豪華なセットがよく似合う。 全20曲、約2時間に渡るこの映像作品を見ていると、彼らがなぜヘヴィメタルの救世主たり得たのが、よくわかろうというもの。 これはバトル・ビーストとシリアス・ブラックを従えて行われた『ドミニオン』のツアーの模様であるが、今年はハンマーフォールがスウェーデンのチャートで初めて1位を獲得したアルバム、『レネゲイド』の発売20周年ということもあり、このアルバムからのメドレーがプレイされているのもうれしい。 これぞヘヴィメタルという世界観を味わえる本作。 ハンマーフォールのファンはもちろん、あらゆるメタルのファンも、これを見逃す訳にはいかない。

スクリプチャーズスクリプチャーズ

ナパーム・デスのヴォーカリスト、マーク”バーニー”グリーンウェイを輩出したイギリスのデス・メタル・バンド、ベネディクション。 12年ぶりのニュー・アルバムとなる本作では、2代目ヴォーカリスト、デイヴ・イングラムが20 年ぶりに復帰。イギリスらしいクラスト風味あふれるデス・メタルを聞かせる。 【日本語解説書封入】 イギリスのデス・メタル・バンド、ベネディクション。 その結成は89年にまでさかのぼる。当時まだ新進気鋭のレ -ベルであったニュークリア・ブラスト・レコードと契約し、90年に『Subconscious Terror』でアルバム・デビュ -。 ベネディクションがこうもスムーズにアルバム・デビューを果たした理由の1つに、マーク”バーニー”グリーンウ ェイの存在がある。 89年、当時世界最高速のバンドとしてエクストリーム・メタル界の話題をさらっていたナパーム・ デスからリー・ドリアンが脱退。 その後任に、ベネディクションのヴォーカリスト、バーニーが抜擢されたのだ。 バーニー脱退後、デイヴ・イングラムが後任として加入。 『The Grand Leveller』( 91年)、『 Transcend the Rubicon』( 93年)、『 The Dreams You Dread』( 95年)、『 Grind Bastard』( 98年)の4枚のアルバムをリリースした。 98年にデイヴが脱退し、後釜としてアナール・ナスラックのデイヴ・ハントを迎えたベネディクションであるが、 21世紀に入ると活動ペースがダウン。 ツアーは続けていたものの、リリースしたアルバムは、『Organised Chaos』( 01 年)、『 Killing Music』( 08年)の2枚のみ。もう12年間も新作を発表していない状態が続いていたのである。 だが、 彼らもついに重い腰を上げた。 昨年、博士号取得のため、そしてアナール・ナスラックに専念するため、20年間連れ添ったデイヴ・ハントが脱退。 すると、ギタリストのダレン・ブルックスはすぐに前任のデイヴ・ハントに電話をかけた。 まったく予期しないバンド 復帰の誘いであったが、デイヴはその場で快諾。20年ぶりにベネディクションへの復帰が決まったのだ。そして、つ いにヴェールを脱ぐニュー・アルバム『スクリプチャーズ』。 12年ぶりのニュー・アルバム、そして20年ぶりの2代 目ヴォーカリストの復帰であるが、ベネディクションはやはりベネディクション。 イギリスのデス・メタル特有の、ク ラストやアナーコ・パンクからの影響を感じさせるデス・メタルをプレイし続けてきた彼ら。 その信念は、30年間一 度もブレたことがない。ブルータル・デス・メタル、メロディック・デス・メタルなど、さまざまな方向へと枝分かれしてきたデス・メタル。 だが、ベネディションがプレイしているようなスタイルこそ、本来デス・メタルが目指してい たものだ。オールドスクール・デスのファンならば、これを聴いてアガらぬはずはない。 クレイドル・オブ・フィルスやヴェイダーなどを手がけたスコット・アトキンスによるミックスも見事。 元デス、マ サカーのカム・リーがゲスト参加しているのもオールドスクール・デス・メタル・ファンには嬉しいところ。

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