発売元 : エイベックス・ミュージック・クリエイティヴ株式会社
2007年12月のラスト・ライヴに向けてのラスト・アルバム。すべてをやり切った発展的な解散を物語るように明るくハッピーな一枚になっており、自らの姿勢をあらためて打ち出すとともに、最後の時までKEMURIを楽しもうといった空気が、そこここから感じられる。
川久保のセカンド・アルバムは、前作の協奏曲とうって変わって、米・露・仏の小品集。シャープな技術とスキッとした語り口の中にも、ふと熱いものを迸らせ、曲に寄せる愛情の深さを覗かせる。それにしても、当意即妙のゴランのピアノが抜群である。
2002年、コダーイの無伴奏を圧倒的な迫力で録音したカンタが、今回は名曲アルバムを収録。会場は同じ根上総合文化会館だ。ぜひSA-CDマルチで聴いてほしい。彼の音色が、いかに豊かで深々としているかがわかる。チェロ・ファンなら絶対に聴き逃せない。
フィリー・ソウル的なニュアンスを伝えるストリングス、ラテン・テイストを感じさせるパーカッション、どこまでもポップに展開していくメロディ・ライン。質の高いサウンドを誰にでも楽しめるスタイルで描き出す、EXILEのコンセプトを端的に示すサマー・チューン。
ベテラン3ピース・バンドのアルバムは、ロックの原点である胸踊る楽しさをギッシリ詰め込んだ快作。軽快なギター・ロックを中心に、心地よいビートにのせて未来に向けて目覚めろ! と歌いかける。アメリカン・グラフィティ風ジャケットもオシャレ。
歌舞伎町“クラブプリンス”の現役ホストの優河が結成した5人組ユニットのデビュー作。DJ OZMAや「愛の東京コール」風のアゲアゲ・トラックで、定番のコールなどを組み込んでコミカルに歌う。“フィーバー牛乳”のフレーズも飛び出す「GUI GUI カーニバル 2007」も宴会必須曲だ。
SHAKKAZOMBIEのMC“BIG-O”の本格ソロ活動第1弾となるアルバム。実力派トラック・メイカー、DJ WATARAIとともに王道的ヒップホップを披露。DELIやDABO、SUIKENといったNITRO勢が参加した強力盤だ。
ラテン・ディスコ調もまじえ、ライヴ・バンドとしてのヤマっ気も感じさせるようになってきた初のフル・アルバム。宮沢和史の歌を中心に落ち着いた演奏を聴かせる「銀河」が最も無理がないとは思うが、こうしたとりとめなさがまた、多国籍ユニットならでは。
2001年に結成した三声の女声ア・カペラ・グループのデビュー・アルバム。女声トリオには制約が多い気がして聴き始めたが、逆にそこに豊かな世界があると感じさせてくれた。コンサートで鍛え上げた安定感のあるハーモニーと、確信を持った解釈には大きな説得力がある。
はっぴいえんど、ティン・パン・アレー、YMOを通じて日本のポップス・ロックの源流を作った、日本の音楽シーンの最重要人物・細野晴臣。なんと12年振りになる自身のソロ・アルバムのリリースを前にして、国内外の個性的な重要アーティストが集結したトリビュート・アルバムが遂にリリース!ジャンルや世代、国境を横断した超豪華な参加アーティストたちの布陣は、細野晴臣の音楽性の幅の広さとクオリティがなせる業。細野晴臣へのリスペクトとポップスへの愛情や実験精神の溢れたトリビュート・アルバムです。 <曲目> 00. 坂本龍一 + 嶺川貴子 「風の谷のナウシカ /オリジナル:安田成美」 00. 高橋幸宏 「スポーツマン」 00. ヤノカミ(矢野顕子Xレイ・ハラカミ) 「恋は桃色」 00. ヴァン・ダイク・パークス 「イエロー・マジック・カーニバル」 00. ウッドストック・ヴェッツ(ジョン・サイモン、ジョン・セバスチャン、 ジェフ・マルダー & ガース・ハドソン) 「蝶々さん」 00. ジム・オルーク + カヒミ・カリィ 「風来坊 /オリジナル:はっぴいえんど」 00. テイ・トウワ + ナチュラル・カラミティ 「ハニー・ムーン」 00. コーネリアス + 坂本龍一 「Turn Turn /オリジナル:Sketch Show」 00. 東京スカパラダイスオーケストラ 「アブソリュート・エゴ・ダンス /オリジナル:YMO」 00. コシミハル 「わがままな片想い /オリジナル:松田聖子」 00. 高野寛 + 原田郁子 「終りの季節」 00. 畠山美由紀 + 林夕紀子 + Bophana 「ミッドナイト・トレイン /オリジナル:スリー・ディグリーズ」 00. リトル・クリーチャーズ 「ハイスクール・ララバイ /オリジナル:イモ欽トリオ」 00. サケロックオールスターズ(SAKEROCK+高田漣+ASA-CHANG) + 寺尾紗穂 「日本の人 /オリジナル:HIS」 00. ワールドスタンダード + 小池光子 「三時の子守唄」 00. ヴァガボンド + 片寄明人 「ブラック・ピーナッツ」 00. miroque 「Omukae De Gonsu」 00. □□□ 「北京ダック」 00. といぼっくす 「銀河鉄道の夜」 00. たまきあや + 谷口崇 + ヤマサキテツヤ 「風をあつめて -INST.-」
約5年ぶりとなる谷村新司のオリジナル・アルバム。ヒット曲「風の暦」や、テレビ東京系『田舎に泊まろう!』のエンディング曲「ココロノジカン」などを収録。“日本”をテーマにした情熱的な作品に仕上がっている。
いずれも吉松お得意の叙情的なキャラクター・ピース。その昔、誰もがどこかで耳にしたことのあるような響きとフレーズが明滅するが、それは聴き手ばかりか、作曲者自身の寄って立つところをも浮き彫りにする。左手のみによる舘野の丁寧で誠実な演奏が光る。
タイトル曲は歌謡曲のワクワク感たっぷり、ダンス・ナンバーのビートを十二分に活かしたアップ・ビートなポップス。振り付けもあって、2007年度カラオケ熱唱定番ソング間違いナシ。各自のソロ・ナンバーのほか、パート・ヴァージョンもあるので、即練習あるのみ!
何と粒立ちの良いピアノの音だろう。三浦友理枝が2枚目のアルバムにショパンを選んだのは、20歳代だからこそ弾ける音色を表現したかったに違いない。一粒一粒が瑞々しく輝き、曖昧な音や響きはない。多彩な表情を描き出す音楽性の豊かさも聴きものだ。
どんなに音楽自身が高潮しようとしても、情緒を濃くしようとしても、不思議なことに加古隆の音楽は、少し醒めた叙情性を失わない。どの曲もメロディを紡いでいくだけのかなり平明な作りながら、それも特有の透明感を醸し出すことに貢献している。