発売元 : ビクターエンタテインメント株式会社
Blue WindBlue Wind
ジャケットで微笑むのりピーの目が、どこも見てなさそうで、ちょっとコワイ。ともあれ、のりピーの4枚目だ。この頃からめっきり女っぽくなったのりピー、アルバムの方も、しっとりとよくまとまっている。アンドロイドのようだった初期の頃が懐かしい。
亜無亜危異亜無亜危異
以前、牛丼屋の有線で聴いた(4)は、妙にリアルでしたが、アナーキーもCDになりました。国鉄の作業服に身を包み、窮屈な世間への怒りを爆発させた彼らは、センセーショナルでした。直截な怒りのパワーが全開バリバリだった前〜中期のナンバーを収録。
ANARCHYANARCHY
後期アナーキーをまとめたもの。表現とかそんなこというより先に曲にしてしまった創造力の疾走感がすごい。日常生活のビートがそのまま拡大されたものだから。身だしなみととのえるより先にギターのヴォリューム上げればいいという真理が爽快なのだ。
IZUMIYA-Self coversIZUMIYA-Self covers
ベテラン・パンカー泉谷のこれまでの気になる名曲の数々を新しいアレンジでやった新解釈編。U2みたいなのが多いのは曲のせいばかりではなく、むしろ声のせいなんじゃないだろうか。なごやかさなどないところにこの人のココロイキを感じさせます。
アキラアキラ
映像も思う存分凝っていたが、山城祥二の音楽も凝りに凝っている。取り込んだ音楽の幅の広さは、映画音楽史上最大だろう。ケチャ、ガムラン、声明、能、ピグミー風ポリフォニー、ブルガリア民謡それを包みこむシンセサイザー。万華鏡的サントラ。