発売元 : ビクターエンタテインメント
すでにソリストとして活躍している礒のソロ・デビュー・アルバム。挨拶代わりの名曲集だが、なかなかいい。ガーシュウィンでの下世話な表情もいい感じだし、まずその演奏に屈託がない。テクニカルな部分も抒情的な部分も、本人が楽しんでいるのが伝わってくる演奏だ。
2005“愛・地球博”NHKテーマ・ソングに起用されたこの曲は、大陸的なスケールをたたえた温かくて大らかなナンバー。豊かな声量と正確な音程、そして、やわらかい包容力を持ったヴォーカルによって彼女は、難易度の高いこの曲を完璧に歌いこなしている。
メジャーを離れ、心機一転での4作目。とはいうものの、持ち前の人懐こいポップ感と、ライヴで築き上げてきたハードなバンド・サウンドの取り合わせの妙は相変わらず。そして、いままでの経験を活かしつつも、伸び伸びとした印象もある。それって深読みのし過ぎだろうか。
売り出し中のイタリア系カナダ人シンガー・ソングライターの日本デビュー盤。爽やかなイタリアン・ラテン・フレイヴァーを感じさせるサウンドが新鮮。素直で伸びやかな歌声も魅力だ。誰からも好かれる音楽と、キュートなルックスで、日本でも人気を呼びそう。
NHKの人気トーク番組『トップランナー』で取り上げられたミュージシャンたちの楽曲をまとめたコンピレーション・アルバム。クラシックからジャズ、J-POPまで、多彩な顔ぶれが揃った。
“懸命”な音楽がこの年頃の特徴。指導者と選曲にかなりのウェイトがかかる世界と考えれば、(9)のような選曲はやはり巧みだなと思う。一方で、(2)のような曲をこのレベルまで引き上げる力量にも感心。盤全体としては、原曲がオケ曲の場合に少し不利な印象を受けた。
全日本吹奏楽コンクール2004の高校編。彼らにとっては、まさに吹奏楽の甲子園。その意気込みに圧倒される。どの演奏からも、自分たちの実力を100%出し切ろうという熱気が伝わってくる。それに巧い! いつまでも何らかの形で音楽を続けてほしいと思う。
東西の雄を並べて聴ける一枚。名門・駒大による「木星」などオケ版にも引けをとらないし、龍谷大による「七五三」などアンサンブルの緻密さ、明澄な音色や表現などプロでもかくやと思わせる出来に唖然とする。全12曲、多彩な演目が楽しめる内容である。