発売元 : ビクターエンタテインメント
凝ったポップ感覚に若手パンクの活気を併せ、全編にふわふわしたニューウェイヴ的シンセを絡めてハーモニー増量……そんな不思議で心温まるサウンドが繰り広げられる。US西海岸から出現した突然変異型ストリート・ポップ・ロック6人組が2001年に発表したデビュー作。ハッピー!★
ウィーザーを師と仰ぐオズマの2作目。それだけに人懐っこくウィットに富んだメロディと、緩急自在なアレンジで聴かせるポップ・バンドとしての巧みさは、凡百のパンク・バンドとはひと味違う。“美しい渋谷”など、フォーキーな楽曲には新境地も窺える。
深夜放映中の岡村天斎監TVアニメの音楽。過酷な自然に生きる狼たちの生きざまを人間界に重ね見るSFロード・ムーヴィー……ゆえのスケール観を物語る、ブラジル、イタリア、ポーランド、米国、日本録音。ジョイスが3曲歌っててブラジル好きには隠れお宝になること必至。
石垣島出身の夏川のアルバムは、彼女が空に描いた11枚の風景画のような歌を収録。切ない歌もリズムにのった朗らかな歌も、その向こうに伸びやかで空気感にあふれた自然の息吹きが感じられる。「涙そうそう」のライヴ・ヴァージョンでは森山良子、BEIGINと共演。★
5年ぶり、しかもジョージの死をはさんで発表された新作は、しかし意外と言っては失礼なくらい充実。脱力もまた、長生きの秘訣ということなんでしょうか。故人に捧げた(5)も、クラプトンのギター含め、あくまで淡々と。リンゴ、近年の代表作になるのでは。
1992年から2001年までの10年間における藤原ヒロシのプロデュース作品を、レーベルの枠を超えてコンパイルしたベスト・アルバム。タイトルが示す通り、特にミディアム・テンポの楽曲でアンビエントなテイストを施したものばかりを選曲し、統一感のある内容。
パリに本店を構え、2002年春に渋谷にもオープンしたDJレストラン“ラ・ファブリック”。食と音楽との心地よい融合を提案する同店が迎えた日米の先鋭アーティストの楽曲を中心に編集。
川畠の奏でる音楽には、いつも聴き手の心に直接訴えかけるような痛切さがともなっている。メロディーを支える歌心は、途切れることを知らないように脈々と続き、演奏の根底には常に音楽への熱い想いが流れる。彼のひたむきさがひしひしと伝わってくる小品集。
大手花屋チェーンの日比谷花壇とaosisレコードによるコンピレーション・アルバム。フラワー・アレンジメントをアートワークにあしらった、ギフトにぴったりの作品だ。
1987〜91年にPRECIOUSを率いて活動していた速弾きギタリスト梶山章と、アンセムやPOWER NUDEで活動してきたヴォーカリスト森川之雄が結成したハード・ロック・プロジェクトのファースト・アルバム。森川の抜群の歌唱力と梶山の縦横無尽のギターが存分に楽しめる。
『火曜サスペンス劇場』の主題歌を集大成したコンピレーション。なんといっても岩崎宏美の「聖母たちのララバイ」を筆頭に高橋真梨子「ごめんね…」など珠玉の名作が2ディスクに全21曲収録。古さを微塵も感じないのはもはやスタンダードとなった楽曲の力だ。
ブリティッシュ・ロック史に一時代を築いた大物バンドの、なんと12年ぶりのオリジナル・アルバム。ゲイリー・ブルッカーの声が全盛期そのままなのに驚かされる。マテリアル、サウンド・プロダクションにも随所にバンドらしさが感じられうれしい限り。傑作。★