発売元 : フレイヴァー・オブ・サウンド
新レーベル“ヘルビリー・インク”からの第2弾。ストレイ・キャッツと人気を二分するロカッツから英国のブルー・キャッツまで、強力なラインナップによるネオ・ロカビリーのコンピレーション。
ドクター・ドレ登場以降の西海岸ヒップホップ、いわゆる“Gファンク”サウンドの代表的なアーティストを集めたコンピ。キューバ出身のラッパー、メロウ・マン・エースを筆頭にラッキー・ルチアーノやクーリオ、キャンディマンといった名前が並ぶ。
サイプレス・ヒル三人の各ソロをはじめ、ファーサイドやジョージ・クリントン(!)など全7組を収録し、西海岸ヒップホップ・シーンをコンパクトに総括する一枚。西海岸では古くからさまざまな異種混合が行われてきたことを物語るように、刺激的なナンバーが並ぶ。
DJ ALEX FROM TOKYOが三部作で取り組んでいる、“WORLD FAMOUS”コンピレーション・シリーズの2002年最終作。新旧を問わず彼が気に入っているダンス・ナンバーを全9曲収録した。踊って良し、BGMとして聴くも良しの“使える”一枚。アナログ盤で欲しい。
温故知新な“喫茶ロック”シリーズにおける良質若手紹介篇が“now”。ここに参加したアーティストの大半が少なからず“はっぴいえんど”の影響下にありそうだが、さらにサニーデイ・サービスの影響を受けたバンドもおり、光陰矢の如しな気分。★((7)は★★)
ヴァイオリン×2、ヴィオラ、キーボード兼ギターという珍しい編成のユニット。カジヒデキや櫛引彩香の録音に参加しつつの活動で、これが1年3ヵ月ぶりのセカンドとなる。温かいストリングスの響きとカフェ・ミュージック風のアレンジが溶け合う心地よい一枚。
BECKやダスト・ブラザーズとの仕事で知られるDJ SWAMPのソロ一作目。彼が関わってきたツワモノ同様、DJプレイやヒップホップをベースにしながらもロック、エレクトロ、アブストラクトなど雑多な趣味趣向を発揮している。武骨な音作りと自身のラップも味があってよし。