発売元 : マーキー・インコーポレイティド株式会社
女性シンガー、リヴ・クリスティンを擁するゴシック・メタル・バンド、リーヴズ・アイズの3rdアルバム。北欧神話に登場する海神“ニヨルド”をテーマにした壮大なサウンドで、圧倒的な存在感を見せつけている。
スイスのハード・ロック・バンドの記念すべき10作目となるアルバム。オリエンタル風味のある「シャングリ・ラ」や、マンドリンを使用した「アンコンディショナル・フェイス」など、節目のアルバムにしようとする彼らの意気込みや工夫が垣間みられる。もちろん、従来のハード・ロック曲も重厚感、疾走感は不変。流れるようなギター・ソロも魅力的だ。
スイスのハード・ロック・バンド、ゴットハードの通算10枚目となるアルバム。日本人好みのキャッチーかつ歌心のある音楽性は相変わらず。実力派バンドの節目を飾る、記念碑的作品となった。
ANGRAの中心人物だったブラジリアン・メロディック・メタルの雄、アンドレ・マトス2枚目のソロ・アルバム。スピードや攻撃性を保ちながら、透明感と叙情性を絶えず保ち続ける名人芸は今回も冴えを見せる。クイーンの「手をとりあって」のカヴァーも。
VIPER、ANGRA、SHAMANの3つのバンドでも活動した実力派シンガー、アンドレ・マトス率いるバンドの2ndアルバム。メロディに重きを置いた、優美なシンフォニック・パワー・メタル・サウンドが展開される。
新プロジェクトの第1弾。ロカビリーやフォーク風もあるが、ヴォーカルは静かめだし音も抑制され、徹底的に穏やかな曲でゆっくり進行する物語仕立てだ。封入の3Dメガネを通すと立体的に見えるブックレットで、デヴィンのインタヴューと歌詞/和訳付き。
フロリダ出身の4人組メロコア系バンド、アンド・ゼン・ゼア・ワズ・ユーのセカンド・アルバム。リーダーでドラマーのアレックス以外全員が脱退し、メンバーが一新したそうだが、それだけにフレッシュで勢いのある演奏が楽しめる。楽曲はやや一本調子だが、メロディや曲展開は憎めない。
スイスの正統派ハード・ロック・バンドによるアコースティック・ライヴ盤。ブリティッシュ系の型を継承していた彼らが、アメリカン・タッチの泥臭さをアピール、スタイルの拡大化を果たし、バンドの名声を確立した97年の発表作。
スイスのメロディアス・ロックのベテランによる99年発表の4thアルバム。エッジの利いたロックからアコースティックなバラードまで、成熟の極みを注ぎ込んだ佳曲ばかり。旋律のよさだけで聴き手を魅了する力作だ。
元ソナタ・アークティカのヤニ・リマタイネン率いるケインズ・オファリングの1stアルバム。叙情性を含んだドラマティックなサウンドは、スピード/パワー・メタルのひとつの理想形を示している。
フィンランドのアイドル・シンガー、アリ・コイヴネンが同国の実力派アモラルと組んで制作した2009年リリースのアルバム。清々しいピュアなメタル・サウンドが広がる一枚だ。
アメリカはアトランタ出身のバンド、ドスの2ndアルバム。メタルとカテゴライズされる音楽だけでなく、さまざまなジャンルを巧みに取り入れたハイブリッドなサウンド・スタイルが魅力だ。
スウェディッシュ・ドゥーム・メタルの象徴的存在であるキャンドルマスの復活作。2007年から参加のロバート・ロウの無明の深みへと降りていく歌声と、陰影のダイナミズムを築いていくバンド・サウンドが作り出す音塊は、ダークかつマッシヴな様相を呈している。
カリフォルニアのデス・メタル・バンドの通算2作目。殺戮現場を時間経過で追ったジャケットとインナースリーブも恐ろしいが、このバンドが轟かせる音も同様だ。怒りと憎しみと恐怖を音に変換させ、人間の心の闇に潜む残忍性を刺激する。
スイス本国にて発売後2ヵ月でゴールド・ディスクを獲得、以降、アルバム・チャートに15週連続ランク・インするビッグ・ヒットとなった1stアルバム。70〜80年代のハード・ロックをベースにしたサウンドとキャッチーなメロディが魅力の一枚だ。
デビュー・アルバムで本国のゴールド・ディスクを獲得、一躍スーパースターの仲間入りを果たした前作から2年後にリリースされた2ndアルバム。ハード・ロック・ナンバーを中心に、ビートルズのユニークなカヴァーなどオリジナリティを発揮した一枚。
『G.』=“Gスポット”と読むゴットハードの3枚目のアルバム。前2作同様、同郷のクリス・フォン・ロアがプロデュース。日本盤のボーナス曲として、ツェッペリンの名曲「移民の歌」の忠実かつ熱いカヴァーを収録している。96年リリース。
2005年に再結成を果たしたドイツのハード・ロック・バンド、フェア・ウォーニングの6thアルバム。美しくも繊細でありながら、力強さとメロディアスさをもあわせ持った勢いのあるナンバーがズラリ。