発売元 : マーキー・インコーポレイティド株式会社
ドイツ出身のメロディアス・ハード・ロック5人組の3年ぶりのアルバム。エッジの利いたギター、ハイ・トーン・ヴォーカル、流麗なキーボードが交錯し、スピード感にあふれた音世界を展開。マイケル・センベロの「マニアック」も、オリジナルと聴き紛うドラマティックな仕上がりに。
現ア・スカイリット・ドライヴのシンガー、マイケル“ジャグ”ジャグミンが在籍していたオッド・プロジェクトの2ndアルバム。ア・スカイリット〜よりもメタル・コア寄りのサウンドが楽しめる。
90年代ミクスチャーの雄が、活動休止期間を経て、6年ぶりにアルバムをリリース。ブランニューな意気込みとともに、さまざまなアプローチを持ち前のラップ・メタル・スタイルに昇華。強者の貫禄とシーン最前線への復帰を強く印象づける一枚となっている。
元シャイ、現在はTNTのシンガーであるトニー・ミルズの3rdソロ・アルバム。そのハイトーン・ヴォイスに多くのリスナーが魅了されるだろう。TNTのベーシスト、モーティ・ブラックらがゲスト参加。
スロバキア出身のギタリスト、ロナルド・ケーニッヒ率いるシグナム・レジスのデビュー・アルバム。パワー・メタルにネオ・クラシカルのエッセンスをプラスした音楽性に注目したい。
フロリダ出身のロック・バンド、アンド・ゼン・ゼア・ワズ・ユーのデビュー・アルバム。エモ・テイストを取り入れたサウンドで、サビの分厚いコーラスの美しさなどは特筆もの。
2年ぶりのアルバムで、冒頭から複雑な拍子を背景にインド色たっぷりのサウンド炸裂! 端的に言って標題をギター・シンセのフレーズなどにも感じるが、それは宇宙的な境地への到達を目指すかのようでもある。文字どおり人声をフィーチャーした「ザ・ヴォイス」が◎。「ホメージ」がボーナス・トラック。
かつてジョン・サイクスが在籍していたことで知られるNWOBHMムーヴメントの雄の、再結成後の3枚目のスタジオ作品。オリジナル・メンバーはロブ・ウェイアー(g)だけとなってしまったが、活きのいいメタル・チューンはいずれも彼らならではのものだ。
リヒテンシュタインのゴシック/シンフォニック系ヘヴィ・メタル・バンド、エリス。その前身バンドであるエルベン・デル・ショプフングの1stアルバムにエリスのミニ・アルバムをカップリングした作品。
2007年に結成10周年を迎えながらメンバー・チェンジしたばかりのハンマーフォールのアルバムは、メタル愛あふれるカヴァー集。キッス、レインボーになんと日本のラウドネスまで、曲によってはオリジナルどおりに、またハードにアレンジし楽しませる。
スウェーデン出身のメロディック・デス・メタル・バンド、スカー・シンメトリーの3rdアルバム。アグレッシヴでありながら魅力的なメロディ・ラインを備えた、完成度の高い楽曲が並んでいる。
元サヴァタージのシンガー、ジョン・オリヴァ率いるヘヴィ・メタル・バンド、ジョン・オリヴァズ・ペインのアルバム。サヴァタージにも通じる、オペラ的要素を踏まえたダイナミックなサウンドが印象的だ。
ドイツを代表するハード・ロック・バンド、ボンファイアーの2008年6月発表のアルバム。ドイツの劇作家シラーの戯曲「群盗」を基にした、コンセプチュアルなロック・オペラ作となっている。
天才キーボード・プレイヤーのヴィタリ・クープリが12ヵ月の自然をピアノで表現したソロ作。クラシック風でもなく、かといってテクニックに走ることもなく、心の感動をそのままメロディに乗せている。ジャケ内の12ヵ月の写真を見ながら聴くとより感動が伝わる。
オーストリア出身のシンフォニック・メタル・バンド、エデンブリッジの6thアルバム。容姿端麗な紅一点ヴォーカリスト、サビーネの美声を堪能されたし。ロビー・ヴァレンタインらがゲスト参加。
フロリダ出身のヘヴィ・メタル・バンド、サークル・トゥ・サークルの4thアルバム。正統派メタル・サウンドを鳴らしつつも、従来の作品に比べ彼らのオリジナリティも強く打ち出されるようになった。
約20年のバンド活動に終止符を打つメロディアス・ハードの雄、ハーレム・スキャーレムのラスト・アルバム。最終作でも、もちろん骨太なヴォーカルとうねるギター・ワークでファンを魅了。これだけパワフルでキャッチーなサウンドを放つのに活動休止とは惜しい。