発売元 : マーキー・インコーポレイティド株式会社
現フェア・ウォーニングのヴォーカリスト率いるバンドの4作目。彼らならではのアメリカン・テイストの歯切れの良いハードR&Rのスタイルは不変的であり、今作でもトミーのハスキー・ヴォイスとともに独自のグルーヴ感を醸し出す。御大の復活した今、この拘りは重要。
イタリアはミラノ出身のゴシック・メタル・バンド、ラクーナ・コイルの来日記念ミニ・アルバム。2005年発表のアルバム『カーマコード』からのシングル・カット曲に未発表曲やライヴ音源などが追加されている。
オーストラリアのメロディック・メタル・バンド、ヴァニシング・ポイントの4thアルバム。なじみやすくも物悲しいメロディが満載で、きわめて正攻法なソングライティングがなされた見事な一枚だ。
元ANGRAのアンドレ・マトスが、シャーマンやVIRGOといったプロジェクトを経て自らの名前を冠にしたプロジェクトを始動させた。原点回帰とばかりにアングラと同系統のクラシック音楽のエッセンスを取り入れたメロディック・メタルを展開している。
女性シンガー、シモーネ・シモンズを擁するオランダのバンド、エピカの4thアルバム。ゴシック・テイストあふれる特徴的なシンフォニック・サウンドは、本作でさらに深遠な世界観を構築している。
スウェーデンのブラック・メタル・バンド、マーダックの通算10枚目となるアルバム。宗教色を強く打ち出している彼らだが、スラッシュ・メタルの影響も受けているサウンドは圧倒的な暴虐性も兼ね備えている。
元ハロウィンのドラマー、ウリ・カッシュ率いるメロディック・メタル・バンド、ライド・ザ・スカイの1stアルバム。安定感抜群の分厚く刺激的なサウンドが披露されている。
アーテンションのギタリスト、ロジャー・スタフルバッハのソロ・プロジェクトの1stアルバム。ロジャーの変幻自在なギター・プレイが炸裂し、テクニシャンばかりを揃えたゲスト陣との巧みな掛け合いが楽しめる。
フィンランドのメロディック・デス・メタル・バンド、ノーサーの2007年7月発表のミニ・アルバム。ドラマティックなメロディとブルータルなサウンドの幸福な邂逅がなされている。
ギリシャ出身のパワー・メタル・バンド、エメラルド・サンのデビュー・アルバム。ハロウィンなどを想起させる、典型的なメロディック・パワー・メタルが見事に継承されている。
ピート・シールク率いるドイツのベテラン・メタル・バンド、アイアン・セイヴィアーの通算7枚目となるアルバム。正統派メタル・サウンドに徹した彼ららしい一枚で、パワーみなぎるアンサンブルが見事だ。
スウェーデン出身の6人組メタル・バンド、インサニアの4thアルバム。キャッチーな旋律とアグレッシヴなサウンドというメロディック・パワー・メタルの教科書のような仕上がり。5年のブランクを感じさせない充実作だ。
フィンランド出身のパワー・メタル・バンドの通算2作目となる日本デビュー・アルバム。透明感のあるサウンドを基調に、シンフォニック・メタルやヴァイキング・メタルの要素を取り入れるなど、幅広いサウンドを披露している。
スイスのベテラン・ハード・ロック・バンドの2年ぶりの9作目。同じメロディアス・ハードでも北欧系と違うのは、地域性からかジャーマン・メタルに近いヘヴィネスと、スッキリと洗練されたサウンドを聴かせるところ。ハード・ロックにもお国柄があるのが面白い。
シンガー・ソングライター、ミカエル・アーランドソンとフェア・ウォーニングのアンディ・マレツェクによるプロジェクト、ラスト・オータムズ・ドリームのベスト・アルバム。叙情的な旋律を魅力とする代表曲の数々が味わえる。
アニメ『北斗の拳』主題歌のカヴァーでも知られるイタリアン・プログレ・メタル・バンド、DGMの6thアルバム。演奏力には定評のあるバンドだけに、メロディックでありながらも超絶なテクニックを惜しみなく披露している。
フィンランドのシンフォニック・メタル・バンドの4作目。スピード・メタルから脱却し、よりメロディックなクラシカル・メタル路線を邁進し始めたのが注目される。クイーンを思わせる重厚なハーモニーやドラマティックなアレンジなど、聴きどころ満載の注目作。