発売元 : マーキー・インコーポレイティド株式会社
スウェーデン産メロディアス・メタル・バンドの2作目。高音域を活かしたヴォーカルと流麗なギター・ワークで、北欧然とした哀愁のメロディを際立たせた楽曲が並ぶ。ほんのり様式美がかったムードが日本人好みというか、その筋のマニアの琴線を刺激するはず。
元エグズメーションのギタリストを中心としたギリシャ出身のメタル・バンドの3作目。ヒステリック・シャウト系のヴォーカルとたたみ掛けんばかりのビートはスラッシュ+デスといった感じ。ただし、ギターは卓越したテクでメロウな旋律も奏で、起伏に富んだ構成が聴きどころだ。
イタリアのメロディック・スピード・ヘヴィ・メタル・バンドの5作目。ハイ・トーン・ヴォイスを武器にしたドラマティックでスピード感あふれる楽曲はどれも圧倒的な安定感を誇っており、ファンタジックな要素を盛り込んだアレンジも耳を惹く。
ドイツ出身のギタリストの初のベスト。スコーピオンズ脱退後に発表した全アルバムから選曲された2枚組だ。クラシカルな曲、ハード・ロックなど、多彩な音楽性を持つが、いずれも自身が考案したスカイ・ギターから生まれる豊かな音色が堪能できる。
ヘヴィ・メタル界では珍しいウクライナ出身のキーボーディストのインストゥルメンタル・ソロ作。クラシックの要素を盛り込んだテクニカルかつドラマティックなアレンジと、ロックのダイナミクスとのバランスが絶妙で、プログレ・ファンにもお薦め。
THE SNAKESでデヴィッド・カヴァデールそっくりの歌声を聴かせていたヨルン・ランデのベスト・アルバム。ソロ・アルバムを中心に、THE SNAKESやミレニアムのナンバーも収録。ブルージィなナンバーからメロディアス・ハードまで器用に歌いこなす。
マスタープランなどで活躍の実力派メタル系シンガー、ヨルン・ランデのカヴァー企画作。ディープ・パープルやレインボー、ホワイトスネイクなど、ハード・ロック・クラシックスを灼熱系のホットな歌唱で、カヴァーなれどオリジナルな楽曲として歌い上げた一作だ。
北欧メロディアス・ハード・ロック・バンドの4作目。前半をカラッとしたサウンドのダイナミックなナンバー、後半をウェットでドラマティックな得意の哀愁美メロ・ナンバー中心に構成。リズム隊のうねるプレイが楽曲に起伏を与え、作品全体に強力なグルーヴとして伝播。
オリジナル・ドラマーのアンディ・パーカーが復帰し、シンプル&ヘヴィな純英国ハード・ロック道を押し進めた力作。前作から参加したヴィニー・ムーア(g)の演奏もバンドに溶け込み、70年代初期を連想させるR&B風味で当時より力強さを増したフィル・モグの歌声が頼もしい。
速弾きギタリストのヴィニー・ムーアをフィーチャーした、ベテラン英国バンドのUFO。本作は、彼らがドイツで行なった白熱のステージをとらえたライヴ・アルバムだ。彼らのキャリアの集大成といえるセット・リストは垂涎もの。
イタリアのメロディアス・ハード・ロック・バンドのデビュー作。リーダーはギタリストだが、ヴォーカルはゲストのD.C.クーパー。レインボーやイングヴェイを彷彿とさせる、古き良き正統派ハード・ロックの香りがプンプンしていて、オールド・ファンを泣かせるぜ。
アメリカのメロディアス・ハードの雄、ノルウェーの3rdアルバム。キャッチーさに重きを置いた、AOR的サウンドを聴かせてくれる。哀愁を帯びたメロディも、日本人リスナーのツボといえる。
ヨーロッパの小国・リヒテンシュタインのゴシック・メタル・バンド、エリスの日本デビュー・アルバム。麗しき女性ヴォーカリストのサビーネ・ザンダーが2006年初頭に急逝し、本作が遺作となってしまった。
シーンの荒波を、紆余曲折を経ながらも生き抜いてきたカナダのハード・ロック・バンドの、通算11作目となるスタジオ録音盤。キャッチーなメロディ、エッジの利いたギター、グルーヴ感あふれるハーモニーは相変わらず。ふっきれたサウンドが心地よい。
『カヴァーズ・コレクション』に続く、シンフォニック・ロックの歌姫、ラナ・レーンによるカヴァー・アルバム第2弾。本作では、クリーム、ピンク・フロイドなどの名曲をドラマティックに聴かせている。
元マジェスティックのキーボード・プレイヤー率いる、リチャード・アンダーソンズ・スペース・オデッセイの3rdアルバム。1970年代を彷彿とさせる、王道ハード・ロックが存分に楽しめる。
ラナ・レーンのプロデューサー/キーボード・プレイヤー、エリク・ノーランダーによるカヴァー・アルバム。ロックやプログレの名曲にオリジナリティあふれるアレンジを施し、豊かな表現力を披露している。
スウェーデンのヘヴィ・メタル・バンド、ハンマーフォールの通算6枚目となるアルバム。キャッチーなメロディが光るドラマティックな楽曲が並び、新世代のピュア・メタル・サウンドの王道を極めている。
奇跡のエイジア復活のきっかけになったジョン・ウェットンとジェフ・ダウンズのユニット2作目。ふたりのロック・センス、ポップ・センスがうまく噛み合って、デビュー当時のエイジアを思わせる叙情的で壮大なロック・チューンを構築している。