発売元 : マーキー・インコーポレイティド株式会社
元フェア・ウォーニングのアンディ・マレツェク率いるメロディック・メタル・バンドの3作目。カヴァー曲やリメイク、外部のソングライティングを採用するなど、良い曲への拘りが生んだアルバムの完成度は前作の比でなし。“美旋律の覇者”の名に恥じぬ傑作。
フランス出身のヘヴィ・メタル・バンド、アダージョの3作目。悪魔や地獄など、ダークなものをテーマに、重厚かつスピード感あふれるメタリックな音世界を展開。新加入のブラジル人シンガーも音圧に負けない、堂々たる歌いっぷりを披露している。
スウェーデン産メタル・バンドのデビュー作。アイアン・メイデン直系の楽曲群は伝統的メタルの王道を行くもので、ヒネリのなさが逆に功を奏している。ブラック・メタル風の邪悪なメイクは、ホラー・ストーリーを下敷きにしたコンセプト・アルバムだから?
アーテンションで名を馳せた技巧派キーボーディストによる新プロジェクト第1弾。ジョー・リン・ターナーやドゥギー・ホワイトら誰かの顔が浮かぶようなシンガーの人選に思わずニヤリだが、実際、様式美メタルの模範的サウンドで押し捲った一作に仕上げている。
イギリスのハードロック・バンド、テンのデビュー10周年記念ベスト・アルバム。全曲リレコーディングした2枚組。1枚はロック・サイド、もう1枚はバラード・サイドで構成されている。
スウェーデン出身のヘヴィ・メタル・バンド、ドリームランドのデビュー・アルバム。やはりスウェーデンのバンド、HAMMERFALLの全面バックアップを得て、王道のヘヴィ・メタルを披露。
ノルウェイから登場した、シンフォニック/ゴシック・メタルの期待株、リーヴズ・アイズの本邦デビュー盤。フィンランドの神話を題材にした、ファンタスティックなコンセプト・アルバムだ。
復活後の最高作と名高い前作『マイ・レリジョン』の勢いそのままに、1年半ぶりに作られたアルバムは、彼らの持ち味である壮大でメロディアスなハード・ロック・センスが存分に詰め込まれた一枚だ。サッチモの名曲カヴァー(7)などの新たな試みも、自信の表われだろう。
洗練されたサウンドを聴かせてくれる彼らの5年ぶりとなるサード・アルバム。伝統的なハード・ロックそのままに、美しいメロディと定石をいく楽曲の展開力はさすがとしかいいようがなく、まさに正統派という出来だ。シンセの使い方なんかも古いんだけど、何か新鮮!
カナダのベテラン・ヘヴィ・メタル・バンドの1年半ぶり、11枚目のアルバム。スピード感ある(2)、スリリングなツイン・リードが光る(5)など聴きどころは多い。4曲のボーナス・トラックのうち(12)(13)(14)はデモ・ヴァージョンでヴォーカルが違ったりとファンには嬉しいオマケ。
ブラインド・ガーディアンの元ドラマー、トーメン・スタシュ率いるパワー・メタル・バンドのデビュー・アルバム。ブラインド・ガーディアンを彷彿とさせるスピーディでアグレッシヴなサウンドが聴ける。
ドイツ出身の新世代ヘヴィ・メタル5人組による、2006年リリースのアルバムからの先行ミニ。スピード・メタルのアグレッシヴさと、ファンタジックな要素やクラシカルなフィーリングが交錯し、マグナムのカヴァー(5)を含め、コンパクトに充実の内容となっている。