発売元 : ミュージックシーン
80年にリリースされたセカンド・アルバムのデラックス・エディション。オリジナルの14曲に加えて、シングル・ヴァージョン、プロモーション・ビデオなどを収録した2枚組だ。スカをメインにしたデビュー作に対し、多彩な要素を加えさらにポップに、ぐっと楽しさを増したヒット作。
初期ドクター・フィールグッドの中心人物のセルフ・カヴァー集。ドラムは7曲がサルヴァトーレ・ラムンド、本作用の新録5曲が元ブロックヘッズのディラン・ハウだ。80年のファースト・ソロと99年のソロ作の曲が大半で、フィールグッド時代の「バック・イン・ザ・ナイト」(90年録音の未発表音源)と「パラダイス」を含む渋めの選曲だ。
孤高の英ギタリストが、新録をまじえて自身の足跡をたどるベスト第2集。パンキッシュな音色の魅力もさることながら、英国の港町育ちという“原風景”を反映させた歌詞の独自性にも注目。初代ギタリストを務めたドクター・フィールグッドの評伝映画を、観てみたい。
ハイロウズのライヴを体験した僕にとってデューリーは別格だが、本作は彼の四半世紀にわたるキャリアをまとめた集大成アルバム。ヒット曲から未発表曲まで、デューリーの大衆芸能のエッセンスを凝縮したような暖かい人間味とペーソスあふれる歌の数々は圧巻。★
難病を負ったまま現在も果敢し活動を続けるロニー・レインとご存知ロン・ウッド。69年〜73年には同じフェイセズの釜の飯を食ってた二人が74年に発表した作品でトラッドの(5)と(11)以外は共作オリジナル。ブルースに根ざした愛情深いロック、時間に漂白されず。
ビザークレー時代の5枚のアルバムから選出した初期にジョナサンのベスト盤的CD。ヴェルヴェットが全世界で道にまよってボーとしてしまったような甘く若々しい曲がたんまりつまっていて飽きさせない。脱力と緊張が同時にやってくる快曲ぞろい。