発売元 : 株式会社よしもとアール・アンド・シー
ケイジャン・ダンス・パーティのフロントマン、ダニエル・ブラムバーグの初ソロ・アルバム。ケイジャンとはまた違った、アコースティック・サウンドに乗った、説得力にあふれたダニエルの歌声が美しい。ラムチョップのマーク・ネヴァースのプロデュース。
女性デュオによる琉球ポップ5曲収録のミニ・アルバム。透明感にあふれたハーモニーは、新しいタイプの沖縄音楽の誕生を感じさせる。従来の琉球色に無理に近づけるのではなく、自然体で自分たちの身体にしみ込んでいる音楽を演ったらこうなった、という感じがして心地よい。
死の間際に残されたという詩をもとに作られた曲を、宮古島出身の彼女が歌う。アコギの軟らかな音色に導かれ、静かに、ささやくように始まる歌。死を待つ人間が“死にたくない”というあまりにも切実な願望を、平易な表現で描いた詩は、ゆるやかに心の襞を震わせる。
ヴォーカルのhaderuを中心とする7人組ビジュアル・バンドの、メジャーでのファースト。ギター・リフを前面に出したハード・ロックがメインだが、スロー・バラードやハードコアな曲もあり、一本調子にならない。メロディのポップさも特筆もの。
元TM NETWORKのギタリスト、約1年半ぶりのアルバム。派手さはないが、全編にわたって良質なメロディと温かい歌声が楽しめる。リラックスしたバンド・サウンドと日常にある幸せを切り取った歌詞の相性もバッチリ。円熟した味わいを持つ大人のためのロック・アルバムだ。
10人組ガールズ・ブラス・ロック・バンドのセカンド。インストはカッコよく歌モノはチャーミングに……勢いに満ちたパフォーマンスが目白押し。メンバー自身楽しんで演奏している雰囲気がサウンドから現れていて、親しみやすい仕上がりになっている。ライヴも観てみたい。
吉本所属のお笑い芸人による爆笑ネタとクラブ・ミュージックを融合させたシリーズの第3弾アルバム。大御所から若手まで2007年に流行ったネタの数々を、DJ TENらがトランスやハウス・サウンドで届けてくれる。