発売元 : 株式会社アゲント・コンシピオ
メルシィ・ボクメルシィ・ボク
高橋幸宏がプロデュースを担当し、東京スカパラダイスオーケストラや大貫妙子がゲスト参加した96年アルバムの再発盤。アーティストとしての意欲あふれる作品で、名曲「じろう」を収録。
イレイザーヘッドイレイザーヘッド
96年発表の3部作の1枚。こちらも盟友・高橋幸宏がプロデュース。作家には玉置浩二、大貫妙子、宮沢和史らが参加。NHK大河ドラマ『秀吉』のパロディなど相変わらずの毒加減が素晴らしい。
ハレンチハレンチ
67年に自主制作された(オリジナル)フォークルのデビュー・アルバム。ライヴ録音とおぼしきテイクを含む。ここでの「イムジン河」は3番が朝鮮語で歌われている。素朴な音色は創意工夫のたまもの。ポップで親しみやすいのに妙なユーモアが味なもの。
言う者は知らず、知る者は言わず言う者は知らず、知る者は言わず
初のライヴ盤は全26曲2枚組の大作で、A(8)は初収録、B(11)(12)は新曲。A(2)を聴きながら自分の“小さな青春”を思い出しているうちに、早川が唄う世界がいつの間にか“現在”の自分にも浸透しつつあることに気づき心地よい茫然自失感に浸る。独りしみじみ聴くことを勧める。
イムジン河イムジン河
発売直前にクレームがついてお蔵入りになってしまった問題曲(当時)が34年ぶりにオリジナルのフォームで登場した。これまでもこの歌は人々にうたわれ、しっかりと根づいてきた。美しいメロディと素朴な歌詞。歌は政治的問題と無関係に心に染み込む。
ペイント・マイ・ソウルペイント・マイ・ソウル
音を楽しむと書いて“音楽”。よくある言い方であるが、このミニ・アルバムを聴いてその素晴らしさと難しさをあらためて感じた。ポップ・センスであることを基本に、ニコニコしちゃう曲も切ない気分になる曲も踊れる曲もある。それでこのタイトル。侮れない!!