発売元 : 株式会社エピックレコードジャパン
ジェネレイタージェネレイター
来日も決定しているバッド・レリジョンの通算6作目(92年)。全速力で駈け抜けるようなリズムに、コード・チェンジがはっきりとわかるようなメロウな歌。確かにいいバンドです。加えて、歌の抜けもいい。メロ・コアを恐れている人にこそ。ぜひ。
ヴァカンスヴァカンス
ゴンチチ3枚目のベスト・アルバム。『デヴォニアン・ボーイズ』以後の作品から10曲+新曲が2曲。燃えてますとか、額に汗してとかいった世界とは無縁の“極楽”へ連れていってくれる音楽って、つくってるときは“修羅”の世界なんだろうと推察する。
ヴァイオレット・ブルーヴァイオレット・ブルー
通算3枚目。プログラミングを駆使したスタイリッシュなサウンド感と、セクシャル、ポップ、キュートなどの要素が今作も強いが、そんな中、生pをバックにソウルフルに歌い上げるタイトル曲(2)の存在が大きい。この曲に彼女の果てしない可能性を感じる。
桃と耳桃と耳
ファンタジックとリアリスティックの孤高の表現者・初のベスト盤。15曲中10曲は作詞/作曲/編曲にノータッチ。人の手を借りてでも自己の世界観を表現している。つまり彼女も“遊佐ワールド”からの使者なのだ。そしてそれは着実に築かれてるのである。
VISITORSVISITORS
ロックン・ローラー佐野元春が1年のニューヨーク生活から生み出したアルバム。歯切れのよい歌詞がビートをきざみ、いかにもニューヨーク録音といえる音とノリ、その間で佐野のヴォーカルがドライブしている。さすが佐野!。