発売元 : 株式会社フォーライフミュージックエンタテイメント
ヒップホップ、R&Bの枠を超え、カラフルな音楽性にトライしてきたBENNIE Kの2008年最初のシングルは、ギター・ロック系のバンド・サウンドをフィーチャーしたミディアム・チューン。スケール感のある旋律とメロディックなフロウによるコーラス・ワークも見事。
1998年デビュー、2000年からはTAKAKOのソロユニットとして再始動しているDOUBLEの、デビュー10周年を記念したベスト・アルバム。SACHIKO・TAKAKO時代の未発表曲も収録された、ファン必携の一枚。
攻撃的な口調で歌われる、冒頭2曲にはびっくり。しかも英語詞。発表時期を思えば、四十路前後だった歌い手の意気がりとも受け取れるが、洪栄龍のギター以下ツボを得た演奏を含め、表現にブレのない力作。NY録音。同時期のライヴをボーナス収録。
シングル「また帰るから/ピース・アンテナ」「セカンドファンタジー」を収録した3rdアルバム。ロンドンでのライヴや他アーティストのツアーへの参加などに挑戦した、2007年の活動が結実した渾身作だ。
プロデューサーとしても活躍するMCのジョルジオ・カンチェーミと、シンガーのTOKOのユニットによる3枚目のミニ・アルバム。サブ・タイトルどおり“ラブ”をテーマに、弦楽器やピアノをふんだんに活かしたメロディ重視のトラックが聴きやすく心地よい。
“ウィンター・ソング”を集めたコンピ盤。DOUBLEによるバラード「Winter Love Song」を表題曲に、アンダーグラフ、井上陽水、今井美樹らのロマンティックで切ない、珠玉のラヴ・ソングスを収録している。
女性ラッパーの5作目。軽快なアッパー・トラックのタイトル曲や先行シングルの「シアワセの種」など、ハッピーでちょっぴり切ない女心をヒップホップ・サウンドに乗せた。随所に現れるコーラス部分やハウス・ビートの「NUH MATTER WHAT DEM SEH」などに確かなヴォーカル力を感じ、女心に訴えかける言葉に圧倒される。
松尾“KC”潔のプロデュースによる、メロディアスにしてロマンティックなウィンター・ナンバー。心から愛した恋人との“最後の夜”を描き切ったリリック、官能的なバイブレーションを感じさせるメロディ、美しくも切ないヴォーカリゼーションが心地よく融合。
A Hundred BirdsはDJ YOKU率いるハウス・オーケストラ・バンドで、メンバーは流動的なため、多い時は30人になることもあるとか。3作目となる本作はカヴァー集で、クラブでおなじみな曲が中心ではあるが、ポリスの曲「Walking In Your Footsteps」も取り上げられている。
小室等、及川恒平、四角佳子によるフォーク・ユニット、まるで六文銭のようにの1stオリジナル・アルバム。ライヴ・レコーディング形式により、臨場感あふれるサウンドに仕上がっている。大御所たちの安心感に包まれた一枚だ。
1978年にデビューした原田真二の30周年記念企画。デビュー・アルバム『Feel Happy』の収録曲に加え、「てぃーんず ぶるーす」「タイム・トラベル」の2007年録音ヴァージョンなどを収録している。
杏里自身の選曲によるベスト・アルバム。フォーライフ時代に発表されたセルフ・カヴァー・アルバム2枚から厳選されており、親しみやすい楽曲が揃っている。夢見心地になれる一枚だ。
榎本くるみの2007年10月発表のマキシ・シングル。一貫して心の内側を歌った詞の力強さと天性の美しい歌声を武器に、彼女ならではの表現をみせている。サウンドのドラマティックな展開や凛とした姿勢は、同世代の共感を呼びそうだ。
女性ラッパーの先駆けとして2000年にデビューした彼女の14枚目のシングル。キーの高い男性が歌っているように聴こえるヴォーカルが個性的。湘南乃風の「巡恋歌」などを手がけたSoundbreakersをアレンジャーに迎え、爽やかなポップ・ソングに仕上げた。
8枚目のアルバム。全曲本人の作詞・作曲。すでに40代の彼だが、その作品には青臭いほど若いと思うような作品もあり、また年相応の包容力を感じる作品もあり。サウンド、ヴォーカル、メロディはとても自然で嫌みがない。