発売元 : 株式会社ポニーキャニオン
韓国の三人組男性ヴォーカル・グループの日本初のオリジナル・アルバム。しっとりとしたヴォーカルと絶妙なハーモニーで全編が心地よい。「GET ALONG TOGETHER」は山根康広の結婚式定番曲を見事なコーラス・ワークでまとめた。山根の曲は「夜間飛行ーwith you tonight-」でもカヴァー。ミディアムからスローまでバラードを日本語で歌い上げた。
男性シンガー・ソングライターのファースト・アルバム。声の特異性がこの人の最大の財産だと思う。堂島孝平に近いが、もうちょっとエッジは利いているかも。少年っぽいピュアさも感じさせるその声を、鈴木Daichi秀行によるワンマン・バンドが見事にサポート。★
ミュージカル『テニスの王子様』や特撮ドラマ『仮面ライダーカブト』の出演などで知られる加藤和樹の移籍第1弾シングル。元ザ・ハイロウズの大島賢治をプロデューサーに迎え、ロック色の強い作品を完成させている。
輝かしい声で、イタリア歌曲はいうまでもなく、「島唄」や「グレイト・プリテンダー」のような曲でも自信と好調をアピール。「私の名を知りたければ」では自らのギター伴奏に加え、一発ギャグまで披露するサービスも。伴奏と編曲の朝川朋之は、「忘れな草」まではハープ、「愛の喜びは」からはピアノを使用。楽器の交換による音の変化も楽しいライヴ。
大阪出身のシンガー・ソングライター、森翼の3rdシングル。耳なじみの良いアップ・テンポのナンバーで、ほろ苦い青春像をテーマにした詞世界が独特の魅力を放っている。
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株式会社ポニーキャニオンイタリア発、ピアノ・トリオのタンゴとジャズの融合。情熱&挑発的な音使いとリズムがいかにもだが、特有の妖艶さは薄め。タンゴ・サイドからジャズ的要素を採りいれ接近した印象は強い。美麗な「エル・チョクロ」、ピアソラ、著名な「黒い瞳」などを取り上げたタンゴ・ファンにオススメの一枚。
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株式会社ポニーキャニオンLAの大御所キーボード・プレイヤーの通算18枚目のリーダー作。ブライアン・ブロンバーグが、生命力に富むアップライト・ベースで全面バック・アップ。他にも一流ミュージシャンが大勢駆けつけ、上質の作品に仕上げた。胸キュンのメロディが満載の素敵なポップ・フュージョン。
制作・出演
アイラ・サリヴァン / アダム・バーンバウム / ダン・カウフマン / ドミニク・ファリナッチ / ピーター・ワシントン / マルグリュー・ミラー / ミルトン・フレッチャー / 片倉真由子発売元
株式会社ポニーキャニオンM&Iより発売された6枚のアルバムよりセレクトされたベスト盤。2003年の19歳から、2007年の23歳までの短い期間に多くの録音を残したことで、熟成の過程がつぶさに窺える充実した内容。深いトーン、繊細なタンギング、端正なフレージングが光る。
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株式会社ポニーキャニオンブルージィなプレイが信条のピアニスト、レイ・ブライアントの作品。2枚のアルバムからのベストを編んだコンピレーションである。乗りの良いオリジナルの「ガッタ・トラヴェル・オン」やエリントンの有名な「Cジャム・ブルース」、バラード「ゴッドファーザー 愛のテーマ」「エンジェル・アイズ」では巧みなテクニックに引き込まれてしまう。好盤である。
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株式会社ポニーキャニオン聴いているといつの時代の音源かわからないほどの王道っぷり。HQCD仕様によるベスト盤は、70年生まれの現役ピアニスト、エリック・リードによるスタンダード集という趣も。きめ細かいタッチと、職人的な生真面目さが持ち味の正統派プレイヤーだ。
70年代日本のポップスを代表するバンドである彼らの1stアルバム。細野晴臣や大滝詠一、松本隆などそうそうたるメンバーで、“日本語ロックの誕生”と言われた。いかに彼らが偉大な存在だったかがよくわかる内容だ。
女性ツイン・ヴォーカルを核にした5人組ロック・バンド、CHERRYBLOSSOMの4thシングル。バンドのコンセプトでもある“桜”をテーマにしたアグレッシヴなナンバーで、切ない歌詞が心に沁みる。
パーカッション、フルートを含む7人編成バンドのファースト・アルバム。アフリカ、アジア、インドなどでのライヴ経験もある彼らのサウンドは、オーガニックかつプリミティヴなリズムを自在に繰り出しながら、聴く者の心と身体をナチュラルに高揚させていく。
2009年春公開の映画『ビートロック☆ラブ』の劇中から生まれたバンド、LOVE DIVINGのデビュー・シングル。SuG(サグ)のメンバーでもある武瑠が参加していることも注目だ。
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株式会社ポニーキャニオンJazztronikこと野崎良太の10年の仕事からセレクトされた2枚組コンピ。一枚はリミックス集、もう一枚はプロデュース/アレンジ楽曲集だ。m-floから「マツケンサンバ」まで、振り幅は広いが揺るがないスタンスを保ち続けるダンス・ミュージックが聴ける。
5人組ロック・バンドのサード・アルバム。この先何が出てくるかわからないムードをかもし出すオープニングの「ABCD」から一転してポップで軟派な「夜明けのRhapsody」につながるところで心地よい肩すかし。その後も妙にヘナヘナした歌声が続くが、シャープなR&Rの「女の謎」がよかった。
雑誌『BARFOUT!』編集長の山崎二郎選曲・監修によるコンピレーション・シリーズの第2弾。タイトルが表わすとおり、古内東子がポニーキャニオンに残した音源からミドル&メロウなナンバーを厳選している。