発売元 : 株式会社ポニーキャニオン
シューマン:交響的練習曲シューマン:交響的練習曲
舘野泉のシューマン第2弾。深い抒情性をたたえた演奏が彼の最近の充実ぶりを物語る。特に交響的練習曲(遺作付きの版を使用)は素晴らしく、シューマンの音楽の多様性を穏やかな「うた」に託して表現してみせる手腕にはいささかも文句の付けようがない。
バッハ:無伴奏チェロ組曲全曲バッハ:無伴奏チェロ組曲全曲
ゲリンガスは現在もっとも脂の乗り切った時期にあり、確実なテクニックと積極的な表現によってつらぬかれたこの筋肉質のバッハからもその充実ぶりが窺われる。ただし、曲によってはもっとリラックスして弾いて、作品の古典的側面を描き出してほしいところも。
功芳の艶舞曲功芳の艶舞曲
時には表情の変化が大きすぎて歯車の合わない部分もあるが、全体的には非常に面白く、かつほかの演奏にはない美しい場面も多い。特にブラームス、「こうもり」「金と銀」は傑作。最近の無為無策、平々凡々な指揮者たちもこれを聴いて少し考え直したら。