発売元 : 株式会社ポリスター
元スパイラル・ライフの石田小吉が結成した新ユニットの、ファースト・アルバム。かなりアグレッシヴな音作りと、きれいでポップなメロディ、ソフトな歌声。マニアックだけど聴きやすくもあり、上質のエレクトロ・ポップに、仕上がっている。
カジヒデキの右腕として活躍するギタリストのセカンド・アルバム。若いのにいいギターを弾くねえ、なんて言われそうな、ブルース色いっぱいの音色。ほぼワンマン・レコーディングで、米国のオルタナティブ・ロックにも通じるざらついた手触りが魅力。
P-ファンクの不可欠要人/キーボード奏者の3年半ぶりのソロ作品。一部ビル・ラズウェルが絡んでいるが基本的にセルフ・プロデュースで、アンビエントしてる。むろん、底に重いものがあったり、クラシックの素養も出てたりするが、彼の懐の深さあってのそれ。
ギターを抱えた一匹狼、リッチーのガッツの入った97年作。T.M.スティーヴンスとのファンキーな共演盤が有名な彼だが、今作ではもっとロック寄りのサウンドにチャレンジ。ちょっと初期ホワイトスネイクを思わせるブルース・ロック作に仕上げている。
話題の新人のファースト・アルバム。A&M(ニック・デカロというべきか)やラヴィン・スプーンフルなどのイディオムを引用しつつ、真っ向からポップスに挑むスタンスが清々しい。いよいよ「出発点がパーフリ」世代がポップスを変えていく世界に突入だ。
アルバムからのシングル第2弾はスウェーデンにおけるエッグストーンとのハッピーなレコーディングが生み出したハートウォーミングなナンバー。(2)ではエクスキューズのウルフ・トゥレソンがボッサなアレンジを担当。オリーブ・ギャルは悶絶必至?
一般には大竹まことのTVでのイメージが強いシティボーイズだが、これは彼らの本業と言うべき公演で使用されたオリジナル曲の数々。ピチカート・ファイヴの小西康陽が全面協力している。小西のサントラ・スコア趣味に親しむ絶好の手引きにはなりそう。