発売元 : 株式会社徳間ジャパンコミュニケーションズ
ECM的か否かは別として静寂な空間、前者ほどの温度の低さは感じない。5オクターヴのマリンバとピアノという、チック・コリア〜ゲイリー・バートンを想起させる編成で、採り上げたのがチックの曲ながら、静けさのなかにうねる個性的なウェイヴが展開。★
ドイツのシンガーによるスタンダード集。オーソドックスな歌唱でこれだけ魅力が発揮できるひとは近年珍しい。ワン・ホーン・カルテットによる伴奏もジャズ・ファン好みの内容に仕上がっている。派手さはないが手応えを感じるヴォーカル・アルバム。
嗅覚の鋭いNYCのジャズ愛好者の熱い視線を集めるドイツの知性派ピアノ・トリオ。耽美的リリシズムと透明感あふれるサウンドは、ECMの系譜に連なるものだが、ジャズの枠組みを超越するアグレッシヴな冒険心はロック・リスナーの心も射止めそうだ。
先にリリースされた『CANNIBAL ROCK』が“HOT”な部分をフィーチャーしたアルバムなら、本作は“COOL”。マルコス・ヴァーリ、葉加瀬太郎、鼓童らをゲストに迎え、オリジナリティのあるクラブ・サウンドを生み出している。
水森かおりのデビュー10周年記念アルバム。デビュー曲「おしろい花」から「五能線」まで、お世話になった作家陣による書き下ろし楽曲をなんと7曲も収録。さらに、大ヒット「鳥取砂丘」「釧路湿原」も収録。
トリオ編成ロック・バンドのセカンド・アルバム。いかにも今時の、演奏が上手くてアレンジ術にも長けた真面目なロック青年たちという感じか。曲作りのセンスも良く、特に、キャッチーなメロディとハイ・ブロウなアレンジ・センスのミックス具合が絶妙な(6)(7)あたりが良い。
伊シンフォニック・メタル・バンドによるアルバムは、ニュー・シンガーを迎えて壮大なテーマに挑んだ一作。怒涛のパワー・メタルとシンフォニックなサウンドが渾然一体化。そのスタイル自体に新味はないが、楽曲はマニア心を刺激するに充分の魅力を持った一作だ。
ジャズ専門誌『スイング・ジャーナル』の読者が選ぶエディ・ヒギンズ・トリオのベスト盤。約80曲の名曲・名演の中から厳選されたナンバーを収録している。本盤は、バラードを中心に選曲した1枚。