発売元 : CCRエンタテインメント
“大人も踊れる”をコンセプトにしたクラブ・ジャズ・コンピレーション。シリーズ第1弾となる本作には、ヴィンテージな味わいを持つソウルフルな楽曲ばかりが未発表音源も含めて収められている。
“朝起きてから会社を出るまで”をコンセプトに、ヒップホップだけで選曲されたユニークなコンピ。いずれも心地いいグルーヴの曲ばかりで、前半は爽やかで快適な曲が並び、後半では次第にアッパーかつディープになっていく、という構成が巧み。
ダフト・パンク、デリック・メイ、アンダーワールドらの電気傾向キラー曲を、BPMを変えずに、人力ジャズ・ファンク調でカヴァーしてみよう。Blue Smith、cro-magnonら4組の日本人バンドが参加。それらは、ちゃんと彼らの存在証明にもなっている。
ジミー・スミスから直接手ほどきを受けた日本人オルガニストが、ビル・ラズウェルや田中知之、松浦俊夫ら豪華アーティストとコラボレートした凱旋アルバム。数々のリミックスを聴くと、グルーヴィなハモンドB-3とクラブ・サウンドとの密な関係性があらためて感じられる。
スウェーデンはアマル出身の4人組の2作目。エピタフ・ヨーロッパが力を入れているのも納得の、ぶっといビートとパッショネイトなヴォーカルが勢い良く弾ける。とはいえ、どこか人なつこい雰囲気があるのでリラックスして楽しめる。
シーンから遠ざかっていた英R&Bシンガーのアルバム。ロジャー・トラウトマンのカヴァーも含む変化に富んだ選曲で、生き生きとした歌いぶりは健在。しかもDMX、エレファント・マン、ミーシャ・パリスら、豪華ゲストが参加しているのも聴きものだ。
『Child's Fantastic Moment』シリーズの第2弾となるアルバム。天使のような歌声を持つ子供たちがJ-POPの名曲を歌い上げており、心の凝りが溶けていくかのような心持ちにしてくれる。
プリンスやビージーズほか、80年代ポップス・ヒット曲などをリメイクしたカヴァー集。サウンドはラバーズ・ロックやブラジリアン風なども交えたクラブ系、だが主役の歌い手は子供たち。その飾り気のない歌声が女性たちを和ませ、また子供たちの音楽への目覚めも誘うか。
12年のキャリアを持つUKの中堅メロディック・バンドの日本デビュー盤。数多のライヴによって鍛えられたアンサンブルは聴きごたえ十分。年季がひしひしと感じられ、そのおっさん臭いルックスさえも渋く頼もしくなってくる。疾走感と哀愁が絶妙に混じり合う。
クラブ/ラウンジ系の日本人アーティストに的を絞ったコンピレーション『aperitivo tokyo』の第2弾。多くのCM音楽を手がける人気ユニットから新人まで、幅広く収録している。
ニューオーリンズのシンガー・ソングライター/キーボード奏者の過去の全作を日本独自編集し、1作目少々、残りは2、3作目が半々くらい。ストーリーを感じさせた3作目の切り売りは残念なるも、PJとバンドの心和む清涼ワールドのお披露目は大歓迎。★
クラブ系DJ/プロデューサー、MITOMI TOKOTOが放つ初のミックスCD。自身のオリジナル曲も含め、JAPAN HOUSE MAFIAレーベルのアッパーなヒット曲が網羅されている。
英国のトリオのファースト・フルレンス作にして本邦デビュー作。ロックンロール化したメタリカといったサウンドは、ヘヴィでアグレッシヴなロックのトレンドをすべて呑み込み吐き出したようで、決して勢いだけでなくグルーヴとメロディ・センスも有する。
4ピース・バンド、サフラジェットの2007年9月発表のアルバム。経験豊富なメンバーが織りなすヘヴィなリフとセクシーかつ存在感のあるヴォーカルが一体となった、ソウルフルなブラック・ロック・サウンドが構築されている。
NYのインディ・シーンを代表するロック・バンド、ホープウェルの2007年6月発表のアルバム。サイケデリックなサウンドにより磨きがかかった作風で、ポップなテイストを忘れていないのも嬉しい。
ブルックリンを拠点とする5人組の4作目。中心人物二人がマーキュリー・レヴのサポート・メンバーも務めたことがあるというだけあって、そのマーキュリー〜にも似た美しいサイケデリック・ポップを下地にしつつも力強い歌を聴かせる。