発売元 : FABTONERECORDS
UK産インディーズの雄によるファースト・アルバム。ギター・オリエンテッドのシンプルなサウンドとメランコリックなメロディが随所に織り込まれた楽曲は、エモ・ロックとパンクの魅力を備え、まさに両輪。アンダーグラウンドに咲く刺激的な毒花、そんな不透明な魅力もあり。
福岡発の男性5人バンドの1年半ぶりの音源は、ハード・ロック、ブルース、ロックンロールなど多彩なジャンルをベースに、独自のポップ・センスでまとめた7曲を収録したミニ・アルバム。トリッキーなバンドが多いなか、オーソドックスなギター・サウンドで真正面から迫ってくるプレイが小気味よい。全曲英語詞。
リリカルなピアノの音色と広がりのあるギター・サウンドが融合した、ロマンティックなロックを奏でるアリゾナの4人組。本作は、“ピアノ・エモ”とも称されるそんな彼らの過去2作から選曲したベスト盤。ヴォーカル、各種楽器のほか、作曲までこなす中心人物ニック・ガーザの多才ぶりに感心する。
ニューヨークで結成された4人組ロック・バンドの2年半ぶりのアルバム(2作目)。ビートルズ、キンクスなど60年代ブリティッシュ・ビートをベースにした懐かしいサウンドだ。曲も変化に富んでいるし、若々しくてノリノリで、適度に刺激的。ときおりシャウトも聴かせてくれてカッコいい。
4ピース・ロック・バンドのセカンド・アルバム。スピード感やワイルドな味を保ちつつ、とてもていねいな音作りが施されている点に好感が持てる。透明感のあるヴォーカルや英語詞ということもあり、耳あたりよく聴き流せてしまうので、ガツンとしたインパクトがあるとさらにいい。
97年スタートの東京拠点のバンドによる欧州先行発売のEPが、「SUPERSTAR」「j.u.d.a.s」「i NEED YOUR LOVE」を追加して日本盤化。イケイケになりきらないニューウェイヴ風のヴォーカルは日本っぽいが、エレクトリック・ボディ・ミュージック、インダストリアル・ロック、エレクトロ・ポップ、デジ・ロックをまとめた音はよくできている。