コスチュームはキッス風、コンセプトはブラック・サバス風といった聖飢魔IIのセカンド・アルバム。サウンド、ヴォーカル、詞の内容ともヘヴィ・メタ独得のオドロオドロしくも大袈裟なノリが感じられる。
総て男女の愛と別れをテーマにした曲ばかり。事実、詞に“愛”という文字が使われていないのは、15曲中(3)(4)のみなので、CDを聴きながら本当にベスト物だったかジャケットを見直したくらいだ。メロディーも総てマイナーだが美しいので落ち込みはしない。