シベリウス作品全集の1作。北欧伝説「カレワラ」に登場するレミンカイネンの話を基に書かれた4つの交響詩からなる。中では2曲目の“トゥオネラの白鳥”と終曲が有名だが、こうして続けて聴くと、詩的な交響曲にも聴ける。演奏は内省的で中々に優れたものだ。録音も極めて優秀。