1992年11月10日発売
Disc1 1 : Something Good (Extended Version) 2 : Use Me Up 3 : Pocket Full Of Stones 4 : Short Texas 5 : Cocaine In The Back Of The Ride 6 : It's Too Hard To Swallow 7 : Cramping My Style 8 : Feel Like I'm The One Who's Doin' Dope 9 : I'm So Bad 10 : Trill Ass Nigga 11 : 976-Bun B 12 : Something Good (Pimp C's Remix) Powered by HMV
この季節となるとガ然注目を浴びる杉山清貴のニューアルバム。清涼感漂うヴォーカルは相変わらずだが、安堵感とともにシブさも加わってきた様で和製ボビー・コールドウェルといった感じか。トレンディなアイドルからアダルト・シンガーへ着実に脱皮中。
いぶし銀の輝きに似た柳ジョージがこだわり続けるR&Bへの思いが伝わる。ロックを通してR&Bへと結びつくひとつの世代ならではの熱い思い入れが、彼のスタイルを作り上げていると実感させる。そこに情感いっぱいの歌謡性があるから魅力的なのだ。
上田三根子の手になるジャケットのオシャレな女性がnatsukoってワケやね。ユーミン作の(1)以下、秋元康や小西康陽など多彩な作詞陣の描くレンアイ世界は完成度が高い。疲れたOL様などに効力がありそう。ファンク的展開を見せる(6)、(7)がおもしろい。
1968年から1988年の20年間にわたる和田アキ子のベスト全曲集。巷では“ゴッド姉ちゃん”などと呼ばれてた事もあるくらい、とても強く見られてしまいがちなのだが、実はものすごく心の暖かい優しい人だということが再確認できそうな1枚。
ミディアム中心の、アーバン・ポップスとでもいいましょうか。クセのない流れるようなメロディーとヴォーカルが、少しばかりアンニュイな雰囲気もかもしだす。音の作りはわりとオーソドックスな、聴きやすいポップス・アルバム。
テキサス出身のデュオ・グループの70年代前半の代表曲を集めたベスト盤。ヒット曲(2)(9)をはじめ、多様な語法を混ぜ合わせたユニークなアコースティック・ポップ・サウンドで迫る全10曲。いま聴くと彼らの独創性がよくわかる。