1992年11月21日発売
旅立ち旅立ち
松山千春デビュー10年のキャリアと、ヴォーカリストとしての力量がじっくりと伝わってくる歌唱が聴ける、全曲再録音によるオリジナル・ベスト・アルバム。どの曲も、表情の豊かなヴォーカルがあってこそのものだ。
思考殺人思考殺人
11作目。(1)(15)がミニストリー風だったり、ドラマチックな曲もあったりするけど、基本的にはスタークラブ節だ。厚みのある音作りと全体の構成はさすがだが、音楽自体が深層にまで訴えかけてこないし、歌詞と歌い方(写真の表情も)がわざとらしい。
G線上のアリアG線上のアリア
長谷川陽子の魅力あふれる1枚。既発売のアルバムと楽器も異なっており、純粋で透きとおった演奏が聴かれる。通算3枚目の最新作は珠玉の名旋律集だが、ポピュラー小品名曲に加えて、フィンランドの旋律やメシアンの作品を収録するなど、意欲もうかがえる。