1992年9月25日発売
POP X ARTPOP X ART
ソングライターとして、アレンジャーとして着実にファンの心をつかんでいる林哲司。なめらかに流れていく自然体という表現がぴったりのメロディーと多彩なアレンジが魅力的なアルバムだ。バック・コーラスにはEPO、竹内まりや、杉山清貴なども参加。
彼方からの風彼方からの風
彼自身も書いたライナーノーツにある通り、久々の日本録音でメンバーも元杉山バンドのメンバーを中心に、河内淳一、村田和人、ビギンの面々で固めている。落ち着いたメロディーと、ダブル・ヴォイスなども使ったていねいなヴォーカルに貫禄が漂う。
DANCE UPON A TIMEDANCE UPON A TIME
MJQが結成40周年なら、本邦ラテン界のオピニオン・リーダー、松岡直也は音楽生活40年だ。その長いキャリアで獲得した人脈、アイデア、冒険精神などを濃密に圧縮、ダンサブルだがメロディアス、濃密だが聴きやすい作品へと昇華。お洒落感覚も脱帽もの。
ウィ・ガット・バイウィ・ガット・バイ
ファンにとっては“やっと来ましたかぁ”的な1st(2nd以降は既に発売)。ジャズをベースにブラック・ミュージック、ロック、etcと様々なジャンルを吸収した自己流のスタイルがユニーク。何と言ってもスキャットが上手。まるで声が楽器のよう。
スタート・ザ・カースタート・ザ・カー
アメリカはイリノイ出身のシンガーで、メリハリのきいたロックが快感を誘う。すでに2枚のアルバムを残していて、しかも、ジェイムズ・ニュートン・ハワードを初めとする腕達者なサポート陣に囲まれての作品だけに、歌も演奏もしっかりと手堅い。