1992年発売
アン・プリヴェ〜東京の休暇アン・プリヴェ〜東京の休暇
田島貴男(オリジナル・ラヴ)、小沢建二(元フリッパーズ・ギター)、高浪敬太郎(ピチカート・ファイヴ)、ゴンチチなど、日本の都会的な匂いを放つ気鋭たちが、曲作りや演奏に参加して完成された92年の作品で、アイデアと雰囲気の勝利と言った感じ。
ハービー・ハンコック・トリオ′77ハービー・ハンコック・トリオ′77
VSOPクインテットで“ジャズ回帰だぞ”とシーンを席巻していた77年に、そのリズム隊とともに吹き込んだトリオ盤。当時、一番信頼のおける仲間たちとの自然体のプレイ。再演(2)なんかに顕著なように、新しい感覚を残そうと意図したのは明らか。
クール・サマークール・サマー
ニュージャージー出身のアカペラ・ソウル・グループの約2年ぶりのアルバムで、日本における通算5作目。何曲かオリジナルもあるが、やはり、カヴァー曲のほうがいい。ここでは、ベン・E・キングの(2)、ジョニー・シンバルの(5)、マイケル・ジャクソンの(8)など。
あるがままにあるがままに
70年代フォークのような暗いジャケット。本当に角松のアルバムかと一瞬我目を疑った。タイトルも随分今までとイメージが違うじゃないか、何があったんだ角松? 辛い恋でもしているのだろうか。一つ一つのフレーズが冷たいシャーベットみたい。しみる。
ノン・フィクションノン・フィクション
歌唱力をカバーするためかどうかは知らないが、役者のアルバムとしてここまで作りこむたぁ、ごリッパ。曲からイメージするストーリー&フォトブックが付いて、それを見ながら曲を聴けるという趣向。話は台本みたいになってて、トオル君自身の語りもある。