1993年10月発売
5thアルバム。すべての曲と詩を彼自身で手がけ、`アーティスト・福山`を見せてくれた。メロディも口ずさみやすくてわかりやすいポップなナンバーが揃う。 CMタイアップソング「All My Loving」、「遠くへ」、「恋人」の3曲を含む豪華12曲入り。 <収録内容> 01. Calling 02. All My Loving (Original Version) 03. Moon 4:48 04. 言い出せなくて・・・ 05. KISS AND KILL ME 06. 恋人 (Original Version) 07. 遠くへ (Original Version) 08. MELODY (Album Version) 09. Marcy's Song (Original Version) 10. IN THE CITY 4:11 11. IN MY HEART 3:49 12. Good Luck (Original Version)
デビューから1987年までの作品から20曲を選び、2枚のディスクに収めた。といっても単なるベスト盤ではなく、モノによっては手を加え、お色直しがされている。プロデューサー角松が、過去の作品を新たに蘇らせたといった趣のアルバム。
こぎれいにメロディを歌い、乙女の哀しさみたいな表情もあるのが美点。休符を縮めて先に走ってしまうのが欠点。とにかく、これが日本女性ですね、という感じにきちんとまとまっている。偏見と言われたそうだが、仕方ない。解説にはバイオが入ってないぞ。
今年35歳になるイギリスのチェロ奏者イッサーリスの演奏は、いかにも現代の演奏家らしい軽やかな運動性と響きを備えており、音楽が伸びやかで自然に息づいて全くイヤ味がない。「サン=サーンス」という選択が功を奏したということか。相補的好アルバム。
カーネーションの直江政太郎のプロデュースによるデビュー・アルバム。絵に描いたようなネオアコ系ギター・ポップ・サウンドが可愛い。ルックスも含めて若い女の子たちにウケる要素は十二分にあるけれど、音楽的多面性を予感させる断片もないことはない。