1993年5月25日発売
スティング、ポール・ヤングなどの裏方人脈を動員した恵まれたデビュー作。ハスキーながら、いろいろな質感を含んだロック・ヴォーカルというのが彼女の特徴で、(7)は深夜の宝飾メーカーのCFに似合いそうだ。(12)はブライアン・アダムス提供の作品。
サンレモ音楽祭が日本でも有名になったのは、'64年「夢見る思い」の大ヒットからだ。原題はノノレター(NON HO L'ETA)。カンツォーネ・ブームのドアをあけた彼女の魅力は、その清純さにあったわけで、この曲の邦題は実に正解だった。
移籍第1弾。このテの正統派は数少なくなってきた感もあって、けっこう貴重。轟音的なサウンドと、それに真っ向から向かうマーシーのヴォーカルの熱のぶちかりあいは、ファンにとっては聴きモノ。もちろん、対極にあるバラードもまたおいしい。
『ゴージャス』からの3枚のシングルに収録のリミックス・ヴァージョンを中心に、日本未発表曲を11曲収録した日本企画盤。特に(8)(9)(10)はUKアナログ盤の初回プレス1万枚限定のレア・ボーナス・トラックで、CDで聴けるのは本作のみ。ファン必携!
全英No.1ヒット曲(1)のリミックス/アカペラ・ヴァージョンを中心に、日本未発表だったリミックス・トラックを纏めた編集盤。往年のロック・ファンならアッと驚くキング・クリムゾンの名曲「風に語りて」のダンス・ミックス(3)(4)は、意表を突く面白さだ。
ジャンル
J-WAVEの番組とレコード会社によるコンピレーションもので、ふだん番組で流れているヨーロッパのポップスが集められている。アズテック・カメラからダニー・ブリヤンまで、お洒落にヨーロッパ感覚に酔いたい人には手軽なCD。風のような爽やかさが。
ジャンル
声を聴いた瞬間マイケル・Jかと思ってしまったほどそっくりなセクシーヴォイス。しかしサウンドはマイケルにはなかったストリート・ギャング系の大人の危なさがムンムン伝わり、ファンキーなナンバーからソウルフルなバラードまでパワフルに繰り広げている。