1994年6月発売
ヒューマン・ルネッサンスヒューマン・ルネッサンス
グループ・サウンズの雄、タイガース初のコンセプト・アルバムとして68年末に発表された。加橋かつみがもっとも輝いていたアルバムで、これを最後に彼はグループを脱けている。ニューロック勢力を意識しつつ、あくまでGS的であるアルバムと言える。
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71年8月、東京・田園コロシアムでのライヴ。タイガース、テンプターズ、スパイダースの元メンバーによるスーパーグループで、毀誉褒貶はあったが、その志は素直に評価したい。ジュリーとショーケンの二枚看板という点が、中途半端に終わった原因か。
満足できるかな満足できるかな
71年発表の2作目。前作同様、細野、松本、鈴木というはっぴいえんどの3人が参加。「シーサイド・バウンド」を引用した(1)、名曲(2)、ジャグバンド風の(7)など、斬新な発想と個性的な歌声で独自の世界を開拓した“日本のニール・ヤング”の初期の代表作。