音楽むすび | 1994年8月1日発売

全体を通して、むせ返るように濃厚なロマンティシズムが横溢する甘美でムーディーな盤。マイナーな曲が多いにもかかわらず、聴き手をしっかりとドラマの世界へいざない、陶酔させてくれる。このジャンルこそ、まさにカラヤンの独壇場と言えるだろう。

要するに電気グルーヴの企画コンピレーション盤。(幻の)ドリルキング・レーベル所属とされる各アーティストが贈る楽曲は、それでもさすがにマニアック&ハイレベル。社歌に始まり、RCの名曲を熱唱する子門z、演歌歌手・瀧勝など多種多彩。

過去20年間にアメリカで出版された吹奏楽のオリジナル曲を集めたCD。現在でも日本の初級バンドのレパートリーとして広く愛好されている曲ばかりというが、何を隠そうこの私も中学、高校の頃に親しんだ曲がいっぱい。ワクワクするようなアメリカの音楽だ。

『とんでぶーりん』などでおなじみの人気声優さんのアルバム。安直なジャンル分けはよくないことですが「ロリータメルヘン系」。中嶋美智代と谷山浩子を足して2で割ったような世界。(4)(11)(12)は本人の詞曲。なんと(12)ではコンピュータマニュピレーションも。