1995年11月22日発売
マイ・ウォーマイ・ウォー
83年に発表されたアメリカン・ハードコアの先駆者的存在のB.フラッグの2nd。今や、西海岸のメロコアといえば、全米に殴り込みをかけるほどの勢いだが、本作を聴いていると彼らが、今日あるメロコアの布石となったことが容易にわかる。重い(7)が特に印象的。
LOOSELOOSE
ゴージャス&ラウドなサウンド、リアルで現在形な詞、このアルバムは、彼らの魅力でギッチギチ。抜いたところのない全力投球なアルバムなのでございます。キャッチーなポップ・ロックから始まったと思ったら、どえらいトコまで来てしまっている。驚愕!
ベートーヴェン "ハンマークラヴィーアソナタ"と初期の"グランドソナタ"第11番ベートーヴェン "ハンマークラヴィーアソナタ"と初期の"グランドソナタ"第11番
園田高弘が充実した活動を見せている。シリーズ第5弾は、ハンマークラヴィーアと11番。力の入った解説を書いているが、演奏の方に不必要な力みや、じゃまな思い入れはまったく感じさせない。ひたすら作品を読み解いていった結果として感動的な音楽となる。
BOOBOO
メンバーの顔が載ってない表ジャケットが、逆に当時の破竹の勢いを感じさせるリミックス盤。NY仕込みの演奏も当然カッコいいが、注目すべきはやはり怖いモンなしのこのユニゾン・コーラス。ソロ・パートがほとんどない中居クンも掛け声で頑張っている。
シンバイオシスシンバイオシス
ロック・ファンなら知る人ぞ知る職人ドラマーのソロ作。ウェンディ・ブルックス、マイク・ポーカロ、シーラEなどをゲストに、ジャズ/クロスオーヴァーのインスト・アルバムに仕上げた。ドラム演奏も目立ちすぎることなく、良質でおしゃれなサウンド。