1995年6月28日発売
WISHWISH
80年11月リリースで、初のLAレコーディング。西海岸の乾いた空気のなかでは、日本の歌手としてはドライな感じの岩崎の歌がウェットに聴こえてしまう。それが逆に効果的な隠し味となって、深みのある作品に仕上がった。筒美京平のピアノも聴きもの。
ベスト・オブ・K.C.&サンシャイン・バンドベスト・オブ・K.C.&サンシャイン・バンド
マイアミ・ソウルの表看板だった彼らのベスト盤。今こうやって総括的に聴き直してみると、カリブ海に近いマイアミという場所柄のせいか、カリブ音楽との接点が強く感じられて面白い。とにかく突き抜けたような陽気さが彼らの持ち味だ。
愛に生きて愛に生きて
いわずと知れた永遠の名作。83年の大ヒット・アルバム。ピーボーの底知れぬ実力のほどがしみわたります。(1)だけじゃない。(2)も(5)も泣かせる泣かせる。愛も涙もあたたかい。数ある男女デュエットものの中でもまっ先におすすめしたい黒さと情けが光る。
ベスト・オブ・坂本龍一サウンドトラックスベスト・オブ・坂本龍一サウンドトラックス
坂本龍一が手がけた映画音楽のベスト・セレクション。たとえようもなく壮大で優雅な雰囲気に浸れて、午後の紅茶タイムのBGMにも最適です。個人的には、中年夫婦の愛のかたちを描いた「シェルタリング・スカイ」のひたひたと胸に迫るようなテーマが好き。