1995年6月発売
愛に生きて愛に生きて
いわずと知れた永遠の名作。83年の大ヒット・アルバム。ピーボーの底知れぬ実力のほどがしみわたります。(1)だけじゃない。(2)も(5)も泣かせる泣かせる。愛も涙もあたたかい。数ある男女デュエットものの中でもまっ先におすすめしたい黒さと情けが光る。
ベスト・オブ・坂本龍一サウンドトラックスベスト・オブ・坂本龍一サウンドトラックス
坂本龍一が手がけた映画音楽のベスト・セレクション。たとえようもなく壮大で優雅な雰囲気に浸れて、午後の紅茶タイムのBGMにも最適です。個人的には、中年夫婦の愛のかたちを描いた「シェルタリング・スカイ」のひたひたと胸に迫るようなテーマが好き。
アトミック・ベイシーアトミック・ベイシー
ベイシー・オーケストラの傑作。鼓動のビート、おしゃべりブラス、そして間絶妙のピアノ。とにかく、スリリングでエキサイティングで。やっぱり、これもブラック・ミュージック・ファンなら避けては通れぬ、でっかいパスでしょう。いやあ、あっぱれ。
レイ・ブライアント・プレイズレイ・ブライアント・プレイズ
このシグネチュア原盤のレイ・ブライアントといえば、どんなジャズ・ファンでも知っている幻の名盤のひとつ。もちろん歴史を変えるほどの内容ではないが、テディ・ウィルソンをよりモダンにした独特のタッチで、おなじみの名曲を軽妙に仕上げている。