6代目古今亭志ん生がまだ志ん朝だった70年代末に録音された「井戸の茶碗」(1979年)と「今戸の狐」(80年)。前者は良いに決まっているけれど、先代の志ん生と十代目馬生の十八番だった後者が特に巧い。これができる若手噺家が何人いるか。