1995年9月21日発売
吹奏楽ベストテン Vol.9 アルフレッド・リード作品集 アルメニアンダンス吹奏楽ベストテン Vol.9 アルフレッド・リード作品集 アルメニアンダンス
(1)(2)をはじめとする吹奏楽のヒットメイカーA.リードの作品集。彼の作品には吹奏楽特有の響きをあまり感じさせないオールマイティな魅力がある。(7)はオルガン、コーラスを配したメロディのポプリ。武蔵野音楽大学WEはマイルドな好演を聴かせる。
コントラバスの奇跡コントラバスの奇跡
現在ケルン放送交響楽団の首席奏者を務める河原の初のソロ・アルバム。(6)などの技巧にも圧倒されるのだが、それ以上にゆるやかな曲での美しい歌が印象的である。改めてこの楽器が木でできていることを認識させてくれる、しとやかな魅力に溢れた好演盤。
ウルトラ・パーカッションウルトラ・パーカッション
高橋美智子の楽器のひとつグラスハープの華奢さとは対極の、コントラ・マリンバそしてジャイアント・タムタムの登場だ。胃の腑を揺るがすような超低音はもちろん生演奏で聴くのが一番だが、20ビットレコーディングの迫力もなかなかのもの。
FIGHT OR FLIGHTFIGHT OR FLIGHT
1981年、満を持してのデビュー作。本作に収録された(3)「崩れ落ちる前に」(6)「ツー・パンクス」の2曲は、メンタイ・ビートと、ある意味ではGSにも通じる下世話さを持った森山達也のメロディーで、その後のモッズの定番となった。
HANDS UPHANDS UP
バックのブラスがなかったら、60年代のカレッジ・ポップを思い出してしまうほど、オーソドックスなモッズの元気なレコード。ロックンロールの好きなギャルにぴったりの「ハンズ・アップ」。中年にとってもなじみやすい一枚。