1995年9月21日発売
功芳の艶舞曲功芳の艶舞曲
時には表情の変化が大きすぎて歯車の合わない部分もあるが、全体的には非常に面白く、かつほかの演奏にはない美しい場面も多い。特にブラームス、「こうもり」「金と銀」は傑作。最近の無為無策、平々凡々な指揮者たちもこれを聴いて少し考え直したら。
J.S.バッハ:トッカータとフーガ ニ短調J.S.バッハ:トッカータとフーガ ニ短調
アレシュ・バーラタは、60年チェコ生まれの新星。その音楽は、伝統を踏まえながらも、新しい感覚を取り入れたもの。プラハの「芸術の家」のオルガンをめいっぱいに鳴らしながら、壮麗で芳醇な響きを作りだすウデも大したもの。録音も上々だ。
NOTHINGS CHANGEDNOTHINGS CHANGED
レインボーやディープ・パープルで歌っていた彼の10年ぶりのソロ2作目。ブルースをベースにした、適度にハードで適度にポップなサウンドが詰め込まれていて、ここでは彼もなかなかいいシャウトを聴かせる。この人のポップな持ち味が生かされた1枚だ。