1996年10月18日発売
サターネイリアサターネイリア
コーラスでも活躍する女性ベーシストをメンバーに迎え、撥刺としたギター・サウンドの中にもしなやかなポップさ、潤いが出てきたウェディングスの96年のアルバム。がむしゃらに疾走する高速ギターは鳴りを潜めつつあるが、彼ら本来の爽快なサウンドは不変。
ショスタコーヴィチ:交響曲 第1番&第15番ショスタコーヴィチ:交響曲 第1番&第15番
1番と15番を組合わせた面白さ。双方4楽章という共通点もあるが。フェドセーエフとモスクワ放送響のショスタコ。身をもって政変を体験した彼らの音、その感じに実感が。混沌と美。それにしても15番の「ウイリアム=テル」の引用は何を暗示? 自由への爆発か。
シューマン:クライスレリアーナ&幻想曲シューマン:クライスレリアーナ&幻想曲
館野泉のシューマン・シリーズ第3弾。40年間ずっと弾き続けてきたという「幻想曲」も「クライスレリアーナ」も、作品から受けたものをありのままに再現しようとする姿勢が感じられる。真の情熱をもって弾かれたシューマンで、聴きごたえあり。
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