1996年3月発売
ザ・ベスト・オブ・アメリングザ・ベスト・オブ・アメリング
筆者がアメリングに知らず知らずのうちに勝手に求めているのは、静けさ、安らぎ、祈り、慈愛といったもの(この他愛のなさ!)。それらがミューズの深い息吹と共に聞こえてくる時が最高の幸せ。このCDでもいくつもの幸せな瞬間を味わった。さて、あなたは?。
セレナータ〜フェイヴァリト・ソングセレナータ〜フェイヴァリト・ソング
清楚というか、品がいいというか、アメリングの歌はいつ聞いても安心していられる。このアルバムがまた16世紀のダウランドから20世紀の我が中田喜直まで、各国語で歌いまくっている。しかし、「まくる」という感じでないところがアメリングらしい。
シェエザラード:フランス歌曲集シェエザラード:フランス歌曲集
ラヴェル、デュパルク、ドビュッシーと近代フランス歌曲の3大作曲家の作品を並べているが、アメリングの巧さはさすがだ。ワールトと、初顔合せによるサンフランシスコso.による伴奏も美しい。