1996年5月22日発売
エッセン・ジャズ・フェスティバルエッセン・ジャズ・フェスティバル
60年西ドイツで開かれたジャズ祭での実況盤。オスカー・ペティフォードの名義で紹介されるが、モダン・ジャズの開祖達によるトリオ演奏にはテクニックを超越した共感を呼び起こされる。後半4曲にはジャズ・テナーの大御所を迎え、より感動的な内容だ。
ソウル・セレナーデソウル・セレナーデ
ブルース・ブラザーズ・バンドのメンバーでもあり、スタジオ・ミュージシャンとしても活躍するテナー・サックス奏者。彼のサックスの魅力はアーシーな音色。演奏される曲もそんな彼の特徴にふさわしいナンバーばかり。聴いてて気持ちいいソウル・ジャズ。
ソーサラーソーサラー
期待のギタリストによる2作目はコンテンポラリーな響きの中にもキチッとしたギター・サウンドが詰め込まれたご機嫌な1枚となった。テクニックも優れているが、コリエルの魅力は音楽をトータルして表現するサウンド・クリエイター的なところにある。
ベートーヴェン:ピアノ三重奏曲第1番〜第3番ベートーヴェン:ピアノ三重奏曲第1番〜第3番
言葉の最良の意味で、スターンは“アンサンブルの人”である。たとえばピアノをバックにしたソナタ演奏でも、彼はあくまでも室内楽として演奏している。そんな彼の資質が最高度に発揮された例として、このトリオ集は後世に伝えるべき名盤だ。