中国・秦時代の古楽器、秦琴(おそらく日本の三味線や沖縄の三絃の遠い祖先にあたると思われる桐製の撥弦楽器)を独自の奏法で聴かせる1枚。とりわけ(4)や(6)での、ニュアンス豊かな絹弦の音色にはただもううっとり。伴奏者を抑え気味にしたアレンジもいい。