1996年6月21日発売
唯心唯心
コンスタントなリリースが続く、彼女のニュー・アルバム。ヴァラエティに富んだ曲のイメージに合わせて、ほんとうに楽しそうに唄っている。唄うことへの強い意思が感じられる。良い状況を作ったのだろうな。聴いていると、気分が少しほっこりとします。
ジョンゴジョンゴ
福田の最大の特長のひとつは弱音の美しさだと思う。ピアノやピアニッシモの表情が実に多彩で、そのために全体のダイナミズムがとても大きく感じられる。したがって、今回のような中南米の多彩な顔をもった各曲も、ニュアンス豊かに弾き分けられる。★
ストレンジ・カメレオンストレンジ・カメレオン
3曲入り、マキシ・シングル。歌われているのは心の葛藤というところだろうが、べつに湿っぽくなったりするわけではなく、ブリティッシュ系のおしゃれな感じが漂うのは、彼らならでは。野生的ではない、洗練された適度なゴリゴリ感も、彼らならではか。