1996年発売
ストレンジ・カメレオンストレンジ・カメレオン
3曲入り、マキシ・シングル。歌われているのは心の葛藤というところだろうが、べつに湿っぽくなったりするわけではなく、ブリティッシュ系のおしゃれな感じが漂うのは、彼らならでは。野生的ではない、洗練された適度なゴリゴリ感も、彼らならではか。
yagami JUNKO THE BESTyagami JUNKO THE BEST
80年にリリースされた八神純子のベスト。ヒット曲、(6)(8)(9)(10)に加え、ポプコンっぽい素朴さがうかがえる(1)や(4)のような楽曲が収録されているのがミソ。山川恵美子作、鈴木茂アレンジの軽いボサ・ノヴァ(3)は今聴いても古くない。
チャイコフスキー:交響曲第5番ホ短調チャイコフスキー:交響曲第5番ホ短調
ニューヨーク・フィルを自在に操ってキラキラと輝いていた時代のバーンスタインの記録の復活であり、内容価格共にお買い得の1枚。作曲家らしく分類整理の行き届いた気持ちの良い演奏で、それ故に発売当初は評価されなかったものの、今でも実に新鮮。
メンデルスゾーン:交響曲第4番「イタリア」/第3番「スコットランド」他メンデルスゾーン:交響曲第4番「イタリア」/第3番「スコットランド」他
通称「スコッチ」と呼ばれる第3番だが、ここでのレニーの演奏はどちらかというと濃厚な古酒(むろん日本酒の)の味わい。感情過多傾向が強いので趣味は分かれそうだ。「イタリア」は切れのいいリズムが炸裂する大熱演。ただ当時のニューヨークpo.の木管は荒削り。