1996年発売
ヴィジュアル系バンド、デカメロンのメジャー第1作。まるで某宝石CMソングにピッタリなような、ポップでカラフルなロック・ナンバーから、遊び心たっぷりのビート・ソング、哀愁漂うバラードまで、いわゆるB級歌謡ロックがぎっしり詰まった作品だ。
光ながらも丸みを帯びたエキセントリックなギターが体の内部で延々とバウンドする。この人にとって円熟って言葉は似合わないはずだったのに…。(8)(9)がストーンズのカヴァーで、デキの良さなら前者、豪華さを採るならPHEWとデュエットしている後者ともなる。
都会的なセンスが五木の売りのひとつかと思っていたが、こうしてまとめて聴いてみると、かなり泥臭い演歌っぽさが根底に強くあることが分かる。ポップな曲でもけっこう粘り気が強い。田舎もんの都会風な装いが彼の魅力なんだ。意外に保守本道なんだ。
デビュー以来のヒット曲の数々に「ふるさとの四季をうたう」のアルバム・ヴァージョンとそのカラオケを収録したベスト盤。基本的にはやっぱりカラオケのお手本として買われていくのでありましょう。その意味では選曲も文句ナシの決定版であります。
テクノの発展性を巧みに取り入れたシカゴのジャズ・ロック・バンドの編集盤。2作目『ミリオンズ・ナウ〜』に入っていた曲のリミックス・ヴァージョンを集めたもの。得体の知れないもやもや〜それは原曲及びリミキサー、双方に対して興味を抱かせる。
定評ある名盤。パーキンスは若くしてこの世を去ったピアニストで、そのため残された作品の数も極めて少ない。西海岸で活躍していたにも関わらず東海岸風ビバップの香りを目一杯表現した本作は、数あるピアノ・トリオ・アルバムの中でも優れた1枚。
中川敬作詞作曲による「エエジャナイカ」で幕開けするあたり、神戸被災地を巡った“モノノケ・サミット”体験に触発されたものか。“モノノケ”以降参加している大熊亘のクラリネットも効いている。気力あふれるアルバムだが、女声のお囃子は整理が必要かも。