1997年11月21日発売
コダーイの影響で合唱曲を作るようになったというリゲティ。実験的な作品もあるが、さまざまなスタイルによって合唱の魅力を引き出そうというアプローチで書かれたいるようで、充実したアルバムとなった。日本の合唱団のレパートリーにも加えてほしい。
オリジナル楽器を用い、小人数での演奏によるブランデンブルク協奏曲全集。指揮兼チェンバロのレオンハルトをはじめ、クイケン、ビルスマ、ブリュッヘンらの名手が揃い、各々のソロやデュオにも魅力豊かな場面が散見され、優雅で洗練された演奏が続く。
古楽プロデューサー、ヴォルフ・エリクソンの実力証明。自ら設立したセオン・レーベルを責任をもってリマスタリングしたもの。レオンハルトのフォルテピアノ、それに絡み付く若きクイケン、演奏のみならず録音面でも最新の古楽録音を凌駕するクオリティ。
「左甚五郎」は、名人がその名を隠して棟梁政五郎の身内となり三井家のために大黒像を彫り上げるが、その間の天才奇才ぶりの描写が笑いを呼ぶ。「一つ穴」は、本妻が権助に旦那を尾行させて妾宅を突き止め乗り込むという、いかにも落とし噺らしい噺。
お馴染み、六代目三遊亭圓生の軽妙な語り口を堪能出来るこのシリーズ。37作目となる本盤には、75年に録音した「一人酒盛」。74年に録音した「百年目」の2つの落語を収録。江戸時代から続く落語の王道とも言うべき噺を、圓生の語りを通し味わおう。
3席とも圓生ならではという噺でファンにはうれしい1枚。特に「不幸者」と「骨違い」は近ごろはめったに聴かれない珍しいネタで、それだけでも聴く価値がある。人物描写の巧みさには定評があった人だけに、登場人物の誰もが生き生きと描かれている。
好評の大全集、第39弾は中国に伝わる話をもとに落語に仕立てられたという「文七元結」(76年録音)と、「へっつい幽霊」(74年録音)のカップリング。「文七元結」は舞台劇化され、六代目菊五郎やエノケンまでもが上演したという、人情噺の極致。