1997年11月21日発売
MATURITYMATURITY
50年代はミンガスのグループに参加、ビリー・ホリデイの伴奏など。60年代にはドルフィーと組んだり、代表作『オール・アローン』を発表。マルは本流に参画しながら地味な存在だったが、本盤を聴くとジャズの激流と緩流を今、伝えている人なのだと実感。
HOPEHOPE
出している音とスペインという出身の国とがどうしても結びつかないギター・バンドの通算3枚目。そのサイケ&ポップなサウンドは60年代、あるいは60sリヴァイヴァルの80年代にタイム・スリップしたかのよう。メロディにほんのり漂う甘酸っぱさにも涙。
シューベルト:アルフォンゾとエシューベルト:アルフォンゾとエ
シューベルトの魅惑に満ちた歌の世界が随所に散りばめられたオペラである。荒唐無稽な台本と全体構成の弱さから上演の機会に恵まれないとすれば勿体ないことだ。少なくともドリーム・キャストが組まれたこの演奏で聴く限り、歌の部分は比類なく美しい。
メイキング・チェインジズメイキング・チェインジズ
W.ウルフ、プロジェクトXなど、複数のバンドで活躍してきた中堅シンガーの初ソロ作。メロディアス指向の彼だが、そうした要素を踏まえ、想像以上にハード・ロック然とした作風に仕上げている。感情移入タップリの歌声とキーボードの絡みがレトロ感覚あふれる。
The Answer Machine?The Answer Machine?
英メタル・バンドの通算8作目。彼らがユニークなのはトラッド・フォークとメタルを融合させた点に尽きる。特にエレクトリック・ヴァイオリンの独特の音彩は彼らならではのもの。今作でも一点の曇りもない、牧歌的なスカイクラッドの世界を築いている。
シューベルト:交響曲第2番&第4番「悲劇的」シューベルト:交響曲第2番&第4番「悲劇的」
これはすごいよ。ドスの効いたシューベルト。“繊細にして軟弱な”古楽器演奏のシューベルトといったステレオタイプな認識を一気にひっくり返す大いに挑発的で本質的な演奏。録音も優秀だが、エリクソン率いるヴィヴァルディとは別チームの仕事のようだ。★