1997年3月21日発売
立神 伝統の奄美しまうた立神 伝統の奄美しまうた
奄美大島で“百年に一人の逸材”と言われるベテランうたしゃ(島唄唄い)のセカンド。切れのいい挨拶歌(1)から激しい踊り歌(11)まで、裏声を多用したハリのある歌唱を存分に味わわせてくれる。琉球のものより糸が細く、音が高いという三線の響きも聴きモノ。
ブラームス:チェロ・ソナタ全曲ブラームス:チェロ・ソナタ全曲
長谷川陽子の7枚目のCD。95年にドイツで録ってきたブラームスのソナタ集。自身のブラームスへの想いを余すところなく披露しており、ほとばしるような力強さとデリケートさを備えた演奏は深々とした味わいを残す。同調するギリロフのピアノも見事。★
LauviahLauviah
カエターノ・ヴェローゾやトニーニョ・オルタらの佳曲を、アコースティック&クラブ・ミックスの両面攻撃で今風にアレンジした、プリズマチカなるボサ・ノヴァ・ユニットのファースト作。選曲はとっても良いが、歌の弱さがどうにも気にかかるところ。
アール・リヴレアール・リヴレ
女性ヴォーカル、スィレーニを中心に結成されたブラジリアン・ポップス・グループの2作目。アコースティックな楽器だけでなく、曲によっては打ち込みも用いている。今回はドラムン・ベースによる(12)が話題になるかも。クラブ系サウンド好きにもお薦め。